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中島みゆきの名曲カバーライブで研ナオコ、新妻聖子、平原綾香ら熱唱

2015年11月、稀代の女性アーティスト・中島みゆきのデビュー40周年を記念しスタートした『中島みゆきリスペクトライブ歌縁』シリーズが、3月3日(日)に東京・日本武道館にて開催され、約8,000人を動員し大成功を収めた。
3月3日(日)@東京・日本武道館 (okmusic UP's)

会場には開演前から多くの中島みゆきファンが集結し、賑やかなムードが全体に漂っていた。その頃、ステージ上ではオープニングアクトとして、佐賀県出身の5人組ガールズバンド・たんこぶちんがライブパフォーマンスを行い、早くも客席を沸かせた。

開演時間になり、女優、創作あーちすと!・のんによるナレーションでコンサートの幕開けが宣言されると、バッグバンドの生演奏で「糸」のイントロがスタート。すると、ステージ上にはスポットライトを浴びて最初のゲスト、新妻聖子が登場。優しい歌声で名曲「糸」を歌い上げると、「たくさんのお客さんに囲まれて驚いています」とコメント。また、開催日がひな祭りであることを受けて、「今日は女性アーティストが中島みゆきさんの曲を歌い繋いでいくので、ここ(日本武道館)では日本中でどこよりも濃い“女祭り”が行われることになると思います」と、本公演の幕開けを嬉しげに語った。

次に登場したのは、シンガーソングライター・中村 中。中島みゆき本人からもその歌唱力を認められている彼女は、MCパートで「中島みゆきさんの曲は世代を超えて愛されている楽曲が多い」と語りながらも、「恨み節とか…」と例を出し、会場の笑いを誘う場面も。続けて、「努力をしている自分の想いを外に出せない優しい人こそ、中島みゆきさんの曲を聴いてほしい。中島みゆきさんの曲を聴いているときは、歌が自分のことを聞いてくれている気持ちになれる」と楽曲の魅力を語ると、力強い歌声で「狼になりたい」含む全3曲を熱唱した。

3人目はシンガーソングライター・半崎美子。登場1曲目に「タクシードライバー」を表現力豊かに歌い上げると、会場からの拍手に「緊張が一気に解けました」と笑顔で返した。その後、自身が北海道から上京し、アーティスト活動を始めた当時を振り返りながら「中島みゆきさんの曲が私の人生にたくさん点在しています」と、楽曲への想いを強く語ると、会場からも共感の声が上がった。

4人目は、シンガーソングライター・平原綾香。「精一杯歌います!」と意気込み、「銀の龍の背に乗って」「孤独の肖像 1st」「アリア-Air-」全3曲を披露。颯爽とステージをあとにした。

5人目には歌手・クミコが登場。中島みゆきの音楽について語る場面では、「最後に残るのが“勇気”。それが中島みゆきさんの曲だと思います」と話し、最後には合唱団とともに「世情」を披露。自身が語ったように会場に集まったファンに勇気を与えるような、壮大なステージパフォーマンスでファンを圧倒した。

そして、名曲「化粧」を朗読という形で表現し登場したのは、女優・高畑淳子。MCパートでは、ほか出演者がアーティストであることを受けて、恐縮した様子で本公演への出演の喜びを語った。さらに、中島みゆきの名曲「わかれうた」の歌詞を引用しながら、過去の恋人と再会したエピソードを披露すると、その高畑節に客席からはたびたび笑いが巻き起こった。最後に「ファイト!」を高らかに歌い上げると、会場からはひときわ大きな拍手が鳴り響いた。

7人目は演歌歌手・島津亜矢が登場。2017年に引き続き、『中島みゆきリスペクトライブ』シリーズ2回目の出演となる島津は、その安定の歌唱力で「命の別名」「歌姫」を披露し客席を魅了。しかし、歌い終えると「大きな会場なのでとても緊張しています」と素直な想いをステージ上で語り、会場からは驚きのリアクションが飛び出した。

ラストを飾ったのは歌手・研ナオコ。1曲目「あばよ」を歌い終えると、自虐を交えたユーモアあるトークで会場を和ませ、42年近くなるという中島みゆきとのこれまでの付き合いを振り返った。その中で、2017年4月にある舞台公演での怪我がきっかけに、入院生活を送ることとなった研ナオコのもとに、中島みゆき本人直筆による手紙が届いたエピソードを紹介。2人の絆の強さを改めて感じさせるエピソードに、会場からは温かい拍手が送られた。さらに途中、歌手として活動する娘・ひとみをステージ上に呼び込むと、親子揃って「わかれうた」「地上の星」のアレンジVerを続けて披露した。

すると、会場からは終演を惜しむ声が次々とあがり、アンコールへと突入。オープンニングアクトを含む、全9組がステージに揃うと、客席からはこの日一番の歓声と拍手が鳴り響いた。

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