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『ブラックパンサー:ザ・アルバム』、大物アーティスト参加の楽曲が多数ボツになっていたことが明らかに

『ブラックパンサー:ザ・アルバム』、大物アーティスト参加の楽曲が多数ボツになっていたことが明らかに

 ケンドリック・ラマーがプロデュースした『ブラックパンサー:ザ・アルバム』には多くの有名アーティストがフィーチャーされているが、残念ながらカットされてしまった大物が他にもいたことを<トップ・ドッグ・エンターテインメント(TDE)>の主力プロデューサー、サウンウェイヴが明かしている。

 元々サウンウェイヴとラマーは映画『ブラックパンサー』のライアン・クーグラー監督に、映画がまだ半分しかできていない段階から数曲ずつプロデュースするために採用された。Hits Daily Doubleとのインタビューで彼は、「ライアンが俺たちに声を掛けてきた時、映画は50%程完成していて、いくつか特定のシーンとマッチした曲を欲しがっていた。でもケンドリックと俺はオープニング・シーンから引き込まれて、二つの視点から語られる、この映画が伝える深いメッセージに感銘を受けたんだ」と語っている。そして、「俺たちはそれと同じやり方を踏襲しようという気持ちになり、映画が持つエネルギーやむき出しの感情を現代音楽の形で表現しようと考えた。そうなると少数の楽曲だけでは足りないと気付いたからサウンドトラックが生まれたんだ」と彼は経緯を説明した。

 フィーチャー・ゲストは、映画のエネルギーと“感情”を引き立たせるという側面と、二人の好みに基づいて選ばれた。スケジュールがタイトだったことと、映画のコンセプトと合わなかったため、泣く泣くカットせざるを得なかった曲もあったそうだ。サウンウェイヴは、「進むべきストーリーラインがすでに出来上がっていたから、普段のアルバムのやり方とは違う方法で取り組む必要があったけれど、そのおかげでいつもなら手をつけないような要素を活用することもできた」と言い、「時間もすごく制限されてたから、【DAMN.ツアー】の間中、ケンドリックと俺はステージが終わるとすぐにスタジオ・バスに乗り込んでビートやらフックやら様々なアイデアを出し合ってた。許可を待つ時間がなかったり、全体のコンセプトから外れてたという理由で、大物アーティストがフィーチャーされた曲もいくつかボツにせざるを得なかったけど、最終的には上手くいった」と明かしている。

 とはいえ、完成した『ブラックパンサー:ザ・アルバム』にはザ・ウィークエンド、フューチャー、トラヴィス・スコット、シザ、カリード、SOB X RBEなど、大物から新人の注目株まで多くのアーティストがゲスト参加している。2018年2月24日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位に輝いた同アルバムは、3月3日付の最新チャートでも首位をキープしている。

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