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95%が知らない“トリプルリスク”って?高血圧、高血糖、高血中脂質の恐怖

突然ですが皆さん、“トリプルリスク”ってご存知ですか?え、知らない!?…いえ知らなくて当然。恥ずかしいことではございません。そもそも95%の人が「知らない」と答えているのですから。

ならば一体何なんだと。その答えを探るべく27日に都内で行われた「トリプルリスク啓発」のキックオフイベントに行ってきました。

生活習慣病の代表的なリスク要因としては、高血圧、高血糖、高血中脂質が知られていますが、血圧、血糖、血中脂質のいずれかが高い場合、1つだけではなく3つとも悪くなる可能性があります。それを“トリプルリスク”と呼びます。

2つ3つと要因が重なると重篤な疾患を起こすリスクが高くなるのは自明の理で、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞などリスクは高まる一方。こういったリスクの危険性と解消を啓発するために、今回のイベントが開催されました。

岡部クリニック院長の岡部正氏は「例えば血糖値が高くてもそれはあくまで氷山の一角。その後に3つ悪くなる可能性が高くなる。また2つ3つと悪くなるとそれによって狭心症や心筋梗塞のリスクが35.8倍にも上がる」と恐怖的事実を語りました。

なぜトリプルリスクが発生するのか。内臓脂肪が蓄積すると、アディポネクチンが低下する。低下するとインスリン抵抗性が起こり、高血圧、高血糖、高血中脂質を誘うのです。過食や運動不足は肥満に繋がり、まさに負の連鎖!

岡部氏は「人間ドックや健康診断を受けるときは、節制して受けるもの。胃の検査もあるので12時間くらいは空腹で行く。そういった場合に検査しても、普段の状態ではないのでリスクが高くてもすんなりと通ってしまう場合がある」とのこと。常時では問題ないのに食後に中性脂肪値が急激に上がる食後高脂血症や、甘いものを食べた時だけ数値が異常に上がる隠れ糖尿病、朝方だけ血圧が高くなる早朝高血圧があり、そういったものが見逃されるケースも実際にあるそうです。

そんな恐怖のリスクをトリプルにさせないために必要なのは運動と食事。特に食事では塩分、糖分、脂肪分の3つ同時ケアが重要。副菜を追加することで品目数の増加と全体的なボリュームダウンを心掛けること。調味料の使用量を減らし、素材の味を最大限に活かすこと。歯ごたえは満足感にもつながるので、ハンバーグよりもステーキ、煮魚よりも焼き魚など噛む回数が多いメニューを優先するのもいいそうです。皆さんも健康に気を付けてSTOP!トリプルリスクで長生きしましょう。


RUNNING style(ランニングスタイル)2017-10-21 発売号
Fujisan.co.jpより

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