もし今住んでいる部屋が実は事故物件だとしたら…解約したい派は6割超!事故物件調査[3]
![もし今住んでいる部屋が実は事故物件だとしたら…解約したい派は6割超!事故物件調査[3]](http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2018/02/149557_main.jpg)
事故物件調査シリーズ、最後は「解約」に関して。知らずに住んでいたけれど、今住んでいる部屋が実は事故物件だったら……。あなたなら解約しますか? アンケートで解約したい、したくない人と答えた人の理由もそれぞれご紹介します。
※本企画は、弁護士ドットコムニュース編集部との共同企画です
今の部屋が事故物件だったら「解約したい」が6割超え
もし、自分が住んでいる部屋が事故物件であることを知ったとしたら、あなたならどうしますか? 調査では、「解約したい」という人が66.5%、「解約したくない」という人は33.5%という結果となりました。
事前に知って契約しているなら納得の上なので受け入れられますが、知らなかった場合はやはり「解約したい」と思う人が多いよう。ただし、3人に1人は「解約したくない」と答えていて、事故物件に対する捉え方がさまざまであることがうかがえます。事故の内容や時期によっても「解約したい」「したくない」は変わってくるかもしれませんね。
【画像1】解約したくない人も一定数(3割強)いることがわかる(出典/SUUMOジャーナル編集部)
解約したい理由は「気持ち悪い」「不気味」が多数
「解約したい」と回答した人の理由としては、大きく分けると「気分的、心理的に嫌」「不動産会社や大家さんに対する不満」「家賃に対する不満」の3タイプがありました。
気分的、心理的に嫌
・知ってしまったら、気持ち悪くて家にいても落ち着かないと思う(32歳・女性)
・気持ち的に事故があったと考えると住んでいたくない。やすらげない自宅は嫌。家賃が安くなっても嫌だ(33歳・女性)
・不気味だから(34歳・男性)
・ネガティブな要素がある家には住みたくない(38歳・男性)
・子どもがいるので、人が死んだという物件に住みたくない(38歳・女性)
不動産会社や大家さんに対する不満
・事前にそう教えてくれなかったことで、貸主に不信感が生まれる(38歳・女性)
・本来告知義務があると思うが、無かったことに対する不満(46歳・男性)
・入居時に事故物件という説明もなく家賃もほかと同じだとしたら、不動産会社を信用できないから(41歳・男性)
・事故物件とは何も聞いていないので、クレームを言って引越ししたい。引越し費用は出してもらいたい(48歳・女性)
・今知るということは、意図的に隠されていたということなので不気味だから。 入居前には必ず知りたい(24歳・男性)
家賃に対する不満
・事故物件ならその分安いはずなのにそうでないから(38歳・女性)
・事故物件であるのに、家賃が相場通りなら住みたくない(44歳・男性)
・知らないで入居したし、解約が難しいなら安くしてほしい(32歳・女性)
・すぐの引越しは難しいので、説明責任を問いただし、家賃を安くしてもらう(36歳・男性)
・まずはどんな事故があったのか聞いてすぐに引越しを考えて、新しい物件が見つかるまでは家賃交渉したい(38歳・女性)
解約したくない理由は「住み心地に問題ない」「引越しが面倒」など
一方、「解約したくない」と回答した人の理由は以下のとおり。
住み心地に問題がなければ
・入居前に徹底したリフォームや仏事を行っており、居住後も問題がなければ契約更新の時期まで住み続けると思う(36歳・男性)
・長年住んでいるが、怖い事がなかったから(37歳・女性)
・事故物件だと分かったところで住み心地が変わる訳ではないから。ただ、安くしてくれるかどうかは交渉したい(36歳・男性)
・今の部屋に愛着があるので(23歳・女性)
・住み慣れているのであまり心境に変化はないと思う(22歳・男性)
引越しが面倒、お金がかかる
・その時の状況にもよるが、他物件を見つける手間、引越し費用、などトータルで考えると、しょうがないので、そのまま住み続けることになると思います(49歳・男性)