くるり、楽曲の変化を語る「昔の曲はすごいピュア。今はどろっどろ」

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くるり、楽曲の変化を語る「昔の曲はすごいピュア。今はどろっどろ」
J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC +1」。2月21日(水)のオンエアでは、くるりからボーカル・ギターの岸田繁さん、ベースの佐藤征史さん、トランペット・キーボードのファンファンさんの3人が登場しました。

メンバー3人でのラジオ出演は非常に珍しいそうで、「たまたま3人空いてたんで」(岸田さん)とのこと。今くるりはツアーに向けて練習中だとか。

くるりは、今年10月でメジャーデビュー20周年を迎えます。「まあダラダラやってる感じです。そうじゃなかったら続いてなかったかもしれませんね。ダラダラやっていたら続いてた……みたいな」と岸田さん。

初期の頃は「京都から出ていこうという気持ちはあったかもしれませんね。京都のライブハウスでやってる先輩たちが、卒業してもアルバイトしながらやってるような人たちばかりだったので、『なんとなく続けるんだろうな……』みたいな気持ちでしかなかったですね」と佐藤さんと振り返りました。

くるりは昨年、京都の文化観光大使にも就任されています。「東京からみれば京都市が京都ですが、それ以外にも北部、南部とかもいいところもあるんで」とその魅力を広めているそうで、オススメの場所は、日本海側の丹後や、ファンファンさんの地元の舞鶴を挙げました。

ファンファンさんからは、舞鶴の食に関して「肉じゃが」という意外なオススメが! 実は舞鶴は肉じゃが発祥の地とされているそうで、ビーフシチューを再現しようとしたら肉じゃがになり、起源をめぐり広島の呉市と争っているそうです。

そんなくるりは先日、1万枚限定のシングル「その線は水平線」をリリースしました。「聴いてくれた人の中には背中をちょっと押されるという人もいますけど。誰かと並走してたりとか、誰かの背中を気づかれないようにふっと押したりとか、そういう優しさについての歌かもしれません」(岸田さん)

実は7年前くらいにできた曲で、是枝裕和監督から映画『奇跡』の主題歌にしたいとオファーがあったものの、却下した背景があるのだとか。

「いまいちピンと来なくて、『奇跡』という曲をかいて、『こっちのほうがいいですよ』と言って。是枝さんは『その線は水平線』をすごい好きといってくれたんです。なんか2、3回レコーディングしたんですけどあまり上手くいかなくて放っておいたんですけど、もう一回やったらしっくりしたんですよ」(岸田さん)と7年越しのリリースの真相を話してくれました。

なお1万枚限定のシングルには「当たり」があるそうで、1万分の1の確率でメンバーのサインが書かれた金色の折り紙が入っていて、これをゲットした人は、2月23日から始まるくるりの全国ツアーの好きな1公演のゴールドパスがもらえるそう。まだ当選者からの連絡はないそうで、「僕らのサインあまりきれいじゃないんで、サインに見えるかなあ……」と心配そうに話していました。

ツアーについては「アルバム曲以外にも新曲をたくさん作っているのでそういうのをやったり、最近やってなかった曲もやります。ドラマーさんがいつもの人が忙しくて出れなかったので、初めてやる人とやってます。バンドも新しい感じで真面目に練習しました」とのことです!

その他にも3月21日(水)には7インチ・アナログ盤で「春を待つ」をリリース。この曲はデビュー前に書いた曲で、岸田さんは「昔のものを録ってみようブームがきてるのかな。面白かったけど、もう別人ですね。カバーのような気持ちで、(昔の曲は)すごいピュアですよ。今はもうどろっどろですからね(笑)」と話していました。

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【番組情報】

番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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