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ビジネスの成功要因で注目される「GRIT」――ベリーペイントアーティストの都愛ともかさんに、その秘訣を聞いてみた!

ビジネスの成功要因に、努力と才能がまずあげられますが、今、注目されているのは“GRIT(グリット)”です。一つの物事に継続して向き合い、完遂する力を意味しますが、挫折せずにやり抜く力を保持するには、一体どうすればいいのでしょうか?

2008年から、当時、日本では認知度の低かった妊婦さんのお腹に絵を描く「ベリーペイント」を始め、普及活動にも力を注ぎ続け活躍する、アーティストの都愛ともかさんに、“GRIT”の秘訣を聞いてみました。f:id:k_kushida:20180216224945j:plain

都愛ともか(とめ ともか)

1987年生まれ。山梨県都留市出身。女子美術大学短期大学部 絵画コース卒業。在学中にフェイスペイントに出合い、NPO法人日本フェイスペイント協会で講師・アーティストとして活動。卒業後、ボディアートの世界大会に数回出場し、特別賞を受賞。画家のアシスタント・似顔絵講師などを経て、ベリーペイントの会社を設立し独立。現在、一般社団法人日本ベリーペイント協会 代表理事として活躍中。

・一般社団法人日本ベリーペイント協会http://belly-paint.jp/) ベリーペイントの施術、普及・啓発活動、アーティスト育成、各種イベント・セミナーなどの企画・開催・運営を行う一般社団法人。

えがき屋 都愛ともか HP(http://tometomoka.com/)

ベリーティペイントを仕事にすると決めた原動力は?

――日本では、認知度が低かったベリーペイントを知ったきっかけは、何ですか?

大学で求人していた、フェイスペイントのアルバイトを始めたことがきっかけでした。卒業後、アルバイト先の研修で、2008年にアメリカのボディアート大会を見学したんですが、そこでやっていた「ベリーペイント」にとても魅力を感じ、「日本で自分もやってみよう!」と思ったのです。

――実際に日本でやってみて、反応はいかがでしたか?

妊婦さんたちに大変好評でした! お客様は、10年間の不妊治療の末に待望の赤ちゃんを授かった方、流産を経験された方など、いろいろな背景や思いを抱えています。「一人目を流産したから、その子が天使になって見ている絵を描いてほしい」と言ってきた方に、その思いや希望を丁寧にヒアリングしてペイントしたら、とても喜んでもらえました。

また、中には「すてきなお仕事ですね」との感想を下さる方や、別のお客様をご紹介くださる方、ペイント後に「私も絵を描くのが好きなので習いたい」と、生徒として習いに来てくださる方もいました。目の前で、お客様が笑顔なるのが見られるのがうれしくて、やりがいを感じてどんどん夢中になっていきました。f:id:k_kushida:20180216225309j:plain

デザイン案を持ち寄って依頼するお客様もいて、これは「“四季ちゃん”の名前にちなんで、春夏秋冬を描いてほしい」との希望で描いたペイントの写真。ベリーペイントには、お客様のいろんな思いが詰まっています。

――妊婦さんの笑顔が原動力となり、ベリーペイントが都愛さんの仕事になっていったのですね。日本での普及活動も、自分の仕事にしようと思ったのはなぜですか?

好きな「絵を描く」ことでニッチな分野だったことと、「アメリカでの経験を生かして、アーティストが仕事として成り立つ方法をつくって広めたい」という使命感を持ったからです。子どもの頃から、「絵を描く」仕事をするのが夢で、始めは漫画家を目指していました。でも、漫画家はライバルが多く、売れっ子になるまでの道のりが厳しいものです。その点でベリーペイントは、これから広める事に可能性を感じました。

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