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薬の服用はパッチを貼るだけに?! まずはアレルギー薬で臨床試験へ

子どもや高齢者に薬を飲ませるのは、なかなか骨が折れる。基本的に子どもは薬を飲みたがらないものだし、高齢になると飲み込んだり噛み砕いたりすることが簡単ではなくなってくる。

それでも薬を服用しなければならないとき、どうしたらいいのか。その解決策となる新手段をカナダ・ウォータールーのスタートアップAvro Life Scienceが開発中だ。なんと、貼るだけで薬が体内に取り込まれるパッチだ。

・禁煙パッチと同じ

肌に貼るだけでいいというのは、禁煙する人が使うニコチンパッチと基本的に同じ。

マイクロ針がついていて、その針が皮膚にささってそこから薬が血流に乗って体内に吸収される。針は極小なので、貼る時に痛みはまったくなく、扱いが簡単なのも売りだ。

・他の薬への応用視野

マイクロ針を搭載したパッチそのものはすでに実用化されていて、Avro Life Scienceはまずは季節性アレルギー薬をパッチ化する計画だ。

開発者の一人、Shakir Lakhani氏は自身が季節性アレルギーや食物アレルギーを抱えていて、多くの子供が現在市販されているアレルギー薬を嫌っていることを知っているからだ。

Avro Life Scienceは今後、その効果を証明する臨床試験を今年第三四半期にも実施し、米国食品医薬品局(FDA)の承認を得たい考え。そして、ゆくゆくはアレルギー以外の薬にも広げていきたいとしている。

まずい薬を飲まなくてもいい、痛い思いもしなくてもいいというのは、まさに子供や子供をもつ親、そして薬が苦手な大人にとって朗報。早い実用化を望む声が世界中から聞こえてきそうだ。

Avro Life Science

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