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スーパーや飲食店で農作物を栽培する、B2B型屋内農業ソリューション「Infarm」

ドイツの首都ベルリンで2013年に創設された「Infarm(インファーム)」は、スーパーや飲食店、ホテルなどに向けたB2B型屋内農場ソリューション。

独スーパーマーケットチェーン「METRO」や「EDEKA」らと提携し、スーパーの店舗や飲食店の厨房など、現時点で、ベルリン市内50カ所以上に導入されている。

・スーパーの店舗や飲食店で農作物を1年中栽培

「Infarm」は、クラウド上の農場プラットフォームによって、室内の温度や湿度、光、pHなどが常時、最適に制御され、気候を問わず、1年中、ハーブやレタスなどの葉野菜を安定的に栽培。

2平方メートルで1ヶ月あたり最大1200の植物を収穫でき、モジュール式なので、スペースのサイズに応じて自由に拡張することも可能だ。

「Infarm」では、2018年2月、英ロンドンのベンチャーキャピタル「Balderton Capital」らから2500万ドル(約26億5000万円)の資金調達に成功し、2018年内には、ドイツ国内の他都市に加え、パリ、ロンドン、コペンハーゲンにも展開していきたい方針だという。

・B2Bに特化した屋内農場ソリューション

ストックホルムで高層ビルで建設中の「CityFarm」や米フィラデルフィアの自給自足型屋内農場「Metropolis Farms」など、大規模な屋内農場が世界各地に広がりつつある一方で、「Infarm」は、B2B市場に特化し、限られたスペースにも設置できる屋内農場ソリューションであるのが特徴。

消費者がスーパーに設置されている“屋内農場”で自ら農作物を収穫し、購入できる、究極の“地産地消”を実現している点が秀逸だ。(文 松岡由希子)

Infarm

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