パタゴニアの環境保護アクションプラットフォーム「Patagonia Action Works」

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米アウトドアアパレルメーカーのパタゴニア(Patagonia)は、2018年2月、環境保護に取り組む非営利団体と一般ユーザーをつなぐオンラインプラットフォーム「Patagonia Action Works」を開設した。

・環境保護に積極的なパタゴニアが専門プラットフォームを開設

「Patagonia Action Works」は、パタゴニアのユーザーと草の根で環境保護に取り組む非営利団体らをつなぎ、より多くの人々を環境保護に向けたアクションに促すためのプラットフォームだ。

森林保護や土壌汚染の防止などの「Land(土地)」、海洋生態系の保護などを扱う「Water(水)」、気候変動の抑制に取り組む「Climate(気候)、野生生物の保護をはじめとする「Biodiversity(生物多様性)」の4分野の環境課題を網羅。

関心のある環境課題や地域をベースに、ボランティアやイベントへの参加、寄付、署名など、環境保護にまつわる様々なアクションを検索することができる。

・環境保護に向けたアクションをワンストップで検索

社会的課題の解決を支援する寄付プラットフォーム「CrowdRise」やオンライン署名プラットフォーム「Change.org」、スキルを活かしたボランティアのためのマッチングサービス「Catchafire」など、社会貢献アクションごとに特化したサービスはすでにリリースされている。

一方、「Patagonia Action Works」は、様々な環境保護アクションを集約させ、多様な手段を通じてより多くの人々を環境保護活動に関与させようとしている点が特徴。

これまでに総額8900万ドル(約94億3400万円)を環境保護の目的で寄付するなど、環境保護活動に積極的な企業として知られるパタゴニアらしいプラットフォームといえるだろう。(文 松岡由希子)

Patagonia Action Works

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