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LCCでぐっと身近に!ビーチに世界遺産、魅力ある中部ベトナムでよくばり旅

LCCでぐっと身近に!ビーチに世界遺産に、魅力満載の中部ベトナムでよくばり旅
大阪・ダナン間にLCCの直航便が就航し、ぐっとアクセスが良くなった中部ベトナム。

このエリアは、ダナンをはじめお得に極上ステイが満喫できるビーチリゾートや、世界遺産の古都や遺跡など、多彩な表情をもつ見どころ満載のエリア。

これからさらに人気が高まること間違いなしの世界遺産の宝庫、中部ベトナムの魅力をご紹介します。

ダナン

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最近日本人旅行者が急増しているのが、中部ベトナムを代表するリゾート地ダナン。ソンチャ半島に囲まれた天然の良港をもつダナンは、古くから国際貿易の拠点として栄えました。近年はもっぱらリゾート開発が進み、低予算でも極上ステイが楽しめるリゾート地として高い人気を誇っています。

さらには、世界遺産のフエやホイアン、ミーソン遺跡といった近郊の観光スポットへの拠点としても便利。

ダナンへは、成田空港からベトナム航空が直航便を運航しているほか、関西空港からはLCCのジェットスターも就航。これまでベトナム旅行といえばホーチミンかハノイの2択が中心でしたが、ダナンを拠点としたベトナム中部の旅行が一気に身近になりました。

ダナンの楽しみ方

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(画像はイメージです)

せっかくダナンに滞在するなら、5つ星の高級リゾートホテルに泊まってみたいもの。宿泊日や予約方法によっても異なりますが、ダナンでは、5つ星クラスでも1泊一室(2名)1~2万円台から泊まれるホテルがあります。

物価の安いベトナムだからこそ、日本やヨーロッパでは敷居の高い高級ホテルへの滞在を楽しみましょう。プライベートビーチのあるホテルや、スパを備えたホテルも多く、日ごろの忙しさを忘れる非日常の時間にどっぷりと浸かれます。

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ダナンは、アメリカ版フォーブス誌が「世界の綺麗なビーチ6選」に選んだミーケビーチがあることで有名。市内中心部から車で5分ほどと好アクセスながら、真っ青な海と白い砂浜が続く美しいビーチとして人気を集めています。

ミーケビーチの周辺には海鮮レストランも多く、グルメも同時に楽しめますよ。

フエ

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「ベトナムの京都」とも称されるのが、世界遺産の古都フエ。ダナンから列車で約2時間半、バスでおよそ3時間です。

ベトナム最後の王朝、グエン朝の都が置かれたフエは、フォーン川のほとりに王宮や寺院、皇帝陵などが点在する落ち着いたたたずまいの町。

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かつてのユネスコの事務局長、アマドゥ・マハタール・ムボウ氏はフエを「賞賛すべき建築上のポエムである」と評しました。ホーチミンの喧騒やダナンのにぎわいとは一線を画す、フエの旧市街のゆったりとした空気に包まれれば、タイムスリップしたような感覚にとらわれるかもしれません。

フエの楽しみ方

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フエきっての見どころが、中国の紫禁城(故宮)をモデルに築かれたという王宮。鳳凰をかたどった王宮門をくぐると、正面に皇帝の即位式や誕生日などに使われた太和殿が目に入ります。

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さらに、グエン朝の菩提寺であった顕臨閣や、皇族が雅楽を楽しんだ劇場を再現した閲是堂、皇太后の住居として使われた延寿宮など、10以上の建物が点在。龍の装飾などに中国への憧れが感じられるものの、当時友好関係にあったフランスの建築様式の影響もみられ、グエン朝独自の風格が漂います。

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フエ郊外に位置するカイディン帝陵は、ヨーロッパ風のユニークな建築物。1920年に建設が始まり、カイディン帝の死後6年が経った1931年に完成しました。

新しいもの好き、派手好きだったカイディン帝だけあって、東西のさまざまな建築様式が取り入れられました。加えて、無宗教だったために、仏教やヒンドゥー教、キリスト教といった異なる宗教様式も混在する摩訶不思議な空間です。

とりわけ、中国の陶磁器や日本のガラスでステンドグラスのように飾られた天井や壁は幻想的。これまでに見たことがないような独特の芸術世界に圧倒されます。

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フエに来たら絶対に食べてみたいのが、名物「ブン・ボー・フエ」。コクのあるスープに「ブン」と呼ばれる米麺が入った麺料理で、やわらかい牛肉がたっぷりと入っています。 ベトナムの麺料理といえば「フォー」が有名ですが、ブン・ボー・フエは、フォーよりも少々こってりめ。

ホイアン

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いま「ベトナムで最もフォトジェニックな町」として注目を浴びるのが、世界遺産の町ホイアン。ダナンからバスで1時間という近さながら、どこか別世界にやってきたようなノスタルジックな町並みが待っています。

トゥボン川が南シナ海に流れ出る三角州に位置するホイアンは、15~19世紀にかけてアジアとヨーロッパの交易の中心地として栄えました。

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日本とのつながりも深く、16~17世紀には日本人町も造られ、往時は1000人以上もの日本人がここで暮らしていたとか。それもあってか、初めてなのになぜか懐かしい。ここホイアンには、郷愁をくすぐる不思議な空気が流れています。

ホイアンの楽しみ方

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ホイアンを代表するランドマークのひとつが、「日本橋」の別名をもつ来遠橋。1593年に建設された屋根つきの端で、当時ホイアンに住んでいた日本人によって架けられたと考えられています。

伝説によると、この橋を造った日本人たちは、インドからホイアンを経て、さらに日本まで達する巨大ナマズがいると信じていたため、ナマズが暴れて地震や洪水に見舞われないようにと、ここに橋を架けてナマズを退治したのだとか。

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ダナンから日帰りで訪れる人も多いホイアンですが、ホイアンのマジックアワーはなんといっても夕方から夜。夕暮れどきになると、ホイアン名物の色とりどりのランタンに灯がともり、「千と千尋の神隠し」を思わせるような幻想的な風景が現れるのです。

来遠橋もライトアップされ、ホイアンの町は昼間とはまた違った、しっとりとしたロマンティックな表情を見せてくれます。町に点在する邸宅や廟などの歴史的建造物をゆったりとめぐるためにも、ホイアンではぜひ宿泊を。

ミーソン遺跡

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ホイアンの南西およそ40キロのところに位置するのが、世界遺産に登録されているミーソン遺跡。ホイアンから日帰りツアーで訪れるのが一般的です。

ここは、インドネシアから北上してきたチャム族が興したチャンパ王国の聖地だった場所で、聖なる山マハーパルヴァタを北に望む盆地の中央に築かれた70以上の塔と寺院からなる遺跡群です。

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ミーソン遺跡の歴史は、4世紀後半、チャンパ王国の王がシヴァ神を祀った木造の祠堂(しどう)を建立したことにはしまります。その後、7世紀にはレンガを使って祠堂が再建され、8世紀から13世紀末にかけて、さらに多くの祠堂や塔が建てられました。

シヴァ神とは、ヒンドゥー教における破壊と創造の神。「ベトナムでヒンドゥー教?」と思われるかもしれませんが、中国の影響下からの脱却を狙った時の王が、インド文化を取り入れて、ヒンドゥー教的な世界観に基づいた聖地を造り上げたのです。

赤レンガを積み上げて造られた祠堂や塔には接着剤を使用した形跡がなく、チャンパ王国が高い建築技術をもっていたことが垣間見えます。

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朽ちかけた外壁には、いたるところにヒンドゥー芸術特有の精巧なレリーフが刻まれ、神秘的な雰囲気をまとっています。一見無造作に置かれているように見える遺構すべてがチャンパ文化の粋を集めた一級品。900年の長きにわたって、チャンパ王国の聖地であり続けた独別な空気を感じることができるはずです。

ビーチリゾートからノスタルジックな旧市街、さらには1000年以上の時を超えた遺跡にいたるまで、ベトナムのさまざまな魅力がぎっしりと詰まった中部ベトナム。

ダナンとその周辺が、ベトナム旅行の新定番になる日も近いのではないでしょうか。

[All Photos by shutterstock.com]
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