オープンキャンパスって何!? 入学前に必ず行っておいた方がよい理由とは
進路を考える高校生向けに、大学や専門学校が開催する「オープンキャンパス」。
学校の先生から「オープンキャンパスには必ず行くべき!」と言われたり、オープンキャンパスへの参加が夏休みの宿題になっていたりする人も多いのでは?

実は、リクルートが2016年に行ったオープンキャンパスに関するアンケートによると、全国の高校生4424人のうち91.8%が「オープンキャンパスに参加したことがある」と回答!


※出典:リクルートマーケティングパートナーズ「進学センサス2016」
さらに、「参加したことがある人」は平均3~4校のオープンキャンパスに行っていて、94.9%の人が「進路決定に役立った」と答えていることが明らかに。
でも、そもそもオープンキャンパスって何をするところなんだろう?
どうして行っておいた方がいいの?
そこで、「高校生の進路選択」に詳しいリクルート進学総研所長の小林 浩さんに、オープンキャンパスについて詳しく聞いてみることに!
【オープンキャンパスとは】
オープンキャンパスとは、“その学校が自分に合っているか“を見極める場所
【学校説明会】
授業内容だけでなく卒業後の就職先や資格の解説も!
【個別相談会】
授業内容だけでなく卒業後の就職先や資格の解説も!
【キャンパスツアー】
学校内を見て回ることで、リアルな大学生活がイメージできる!
【模擬授業/体験実習】
実際の授業や実習に近い内容を体験して、本当に興味がある分野かジャッジ!
【その他】
自分にとって”通学しやすいか”がわかる!
オープンキャンパスとは、“その学校が自分に合っているか“を見極める場所

偏差値や就職率などの数字や、パンフレットに記載されている文字情報だけではわからない『キャンパスの雰囲気』や『授業内容』などのリアルな学校の様子を伝えるため、学校側がいろいろなイベントを開催しているんですよ」
イベントに参加して学校の特色を知ることで、“自分に合う学校かどうか”を見極めることもできるとか! 「『広々としたキャンパスがウリ』だとしても、自分にとっては『広すぎて移動が大変』と感じるかもしれませんよね。
また、大規模大学でたくさんの学生たちと授業を受けるほうが『個性が出せていいな』と感じる人もいれば、小規模大学で、先生との距離が近いほうが『質問がしやすくていい』と感じる人もいます。