現代最高峰のベーシストが圧倒的な演奏技術で観客を魅了! ヴィクター・ウッテンの東京公演をレポート

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現代最高峰のベーシストが圧倒的な演奏技術で観客を魅了! ヴィクター・ウッテンの東京公演をレポート

 5度のグラミー受賞を誇るなど、現代最高峰のベーシストとして称されるヴィクター・ウッテンが、デニス・チェンバース、ボブ・フランチェスチーニとともにビルボードライブ東京で来日公演を開催した。

 【ヴィクター・ウッテン featuring デニス・チェンバース & ボブ・フランチェスチーニ】としての来日公演は2016年以来の約2年ぶり。2017年9月には、今回の来日トリオ「ウッテン チェンバース フランチェスチーニ」名義での初アルバム『Trypnotyx』をリリース。このアルバムを携えた来日公演とあり、会場は期待と興奮で満ち溢れていた。

 定刻になりステージに3人が登場すると、会場からは彼らの登場を待ち望んでいたかのような大きな拍手と歓声が贈られた。会場の熱気が一気に高まったなか、ウッテンの「ワン・トゥー、ワン・トゥー・スリー」の掛け声でライブはスタート。

 ライブは、3人の圧倒的な演奏テクニックが炸裂するステージとなった。フランチェスチーニがサックスやフルートで聡明なメロディ・ラインを聴かせると、チェンバースは代名詞である超高速連打で会場を沸かし、さらにウッテンは四連スラップや、ハーモニクスやタッピング奏法、コード弾きを織り交ぜた彼ならではの技巧をこれでもかと披露。3人の息もつかせぬステージングに、会場は釘付けとなっていた。

 そんな超絶テクニックを披露したチェンバースだが、メンバー紹介をする際に自分のことを「マイ・ネーム・イズ・マーカス・ミラー」と紹介するなど、その鬼才さからは想像が付かない気さくな人柄を垣間見せていた。またライブ終盤のベース・ソロでは、弾くマネをして会場を笑かすなど、ベーシストとしてだけでなくエンターテイナーとしても会場を楽しませた。

 このトリオの来日公演は、ビルボードライブ東京を終えた後、ビルボードライブ大阪にて2月16日、17日の二日間行われる。鬼才トリオが織りなす貴重な来日公演をお見逃しなく。

Photo:Masanori Naruse

◎公演情報
【ヴィクター・ウッテン
featuring デニス・チェンバース & ボブ・フランチェスチーニ】
2018年2月15日(木)※終了
ビルボードライブ東京

2018年2月16日(金)~17日(土)
ビルボードライブ大阪

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