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窪塚洋介「卍もLINEも僕が先だった」 悔しさ滲ませトーク

窪塚洋介「卍もLINEも僕が先だった」 悔しさ滲ませトーク
J-WAVEで2月12日(月)にオンエアされた番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL KAMARQ presents EXPAND YOUR WORLD」(ナビゲーター:サッシャ)。価値観や既成概念を打ち破る「革新」に注目したスペシャル・プログラムです。15時台は、俳優・窪塚洋介さんと映画監督・豊田利晃さんの2人による生対談をお送りしました。

窪塚さんは、マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙‐サイレンス‐』でのハリウッドデビューも話題に。「夢の中で仕事をしているというか。いまだにパラレルワールドで起こったことなんじゃないかと思うほど。『本当に出演してたのだろうか』と思うくらい光栄で、役者冥利につきる体験をさせてもらいました。まさか自分が仕事できるとは思っていなかった巨匠との作品づくりだったので」と振り返り、撮影後には「君のことをクランクインのときから頼りにしていました。ありがとう」とシャンパンを開けてもらったというエピソードを明かしました。

窪塚さんと豊田さんは、2015年に豊田さん演出・脚本の舞台「怪獣の教え」という舞台で窪塚さんが主演を務めて以来、交友があるそう。豊田さんは窪塚さんについて、こう話します。

豊田:役者は、その人の持っている背中があります。そういう人しかしゃべれない言葉があって、窪塚くんは「他の役者ならできないけど、窪塚くんならできる」というセリフをすごく持っている。リアリティのないセリフもリアルになります。
窪塚:豊田さんと僕は、心の奥で燃えている炎がすごく似ていると思う。いろいろな台本を読んでいると、何度読んでも「入ってこないな」と感じることもあるんですが、豊田さんの台本だとそれがない。豊田さんが紡ぎ出す言葉は一見突拍子もないようで、心地よくて、すぐに覚えられます。「この人の考えるセリフを表現できる存在でいたい」と思わせてくれる。そういう人です。家族ぐるみで付き合いがあるし、特別な存在です。

オンエアではおふたりのキャリアの原点についても伺いました。豊田さんは、17歳まで将棋のプロを目指していたものの挫折。その経験を活かして『王手』の脚本を書いて映画デビュー。「到達点に向かって動くという点では、将棋も表現も変わらないかも」と話していました。

一方の窪塚さんが芸能界を意識したのは幼少期。と言っても、「もしかしたら、みんなが抱くレベルの憧れというか、役者もタレントも歌手も一緒くたで“テレビの中の人”みたいな」といった程度だったそう。そして、16歳で入ったのが俳優事務所でした。

窪塚:よくモデル出身と言われるんですが、最初から役者事務所だったので、「おまえタレントと違う、歌手と違う、役者なんだ」という刷り込みがありましたね。結果、今は歌を歌ってますけど、当時のインタビューとか見ると「役者が歌をうたうもんじゃねえ」とか言ってる(笑)。今は自分らしさに重きを置いて、自分がやりたい仕事ができてます。憧れの延長線上にいる感じですね。

窪塚さんは「卍LINE」として10年以上、音楽活動も行っています。サッシャが「今、“マジ卍”が流行っていますが」と質問すると……。

窪塚:去年、流行っているというのを知って「ひょっとしたら俺が関係してるぞ」と思ってググってみたんですけど、箸にも棒にもかからない、俺の関係ないところにいっちゃって。しかも、LINEというアプリもあるじゃないですか。それで、僕これは言いたいんですけど、卍もLINEも僕のほうが早かったです(笑)。2005年には活動していたんで、“生みの親”感を勝手に抱いてるんですけど(笑)。

最後におふたりに番組のテーマの「革新」について伺いました。豊田さんは「誰もやったことのないカットや誰も考えないシーン、物語を、ワンカットでもいいからやりたい」と話しました。

一方、窪塚さんは「新しい表現や作品を見せつけて、将来だれかに語られる人になれたら嬉しいですけど。それは狙いづらいですから、今の一日一日を新鮮な気持ちで生きる。その積み重ねのどこかで扉が開くかもしれないし、死んでから開く人もいるでしょうし……。そうすることで日々感謝できて、それが次の素敵な出来事を呼び込んでくれると思っているので」と自身の哲学を語りました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL KAMARQ presents EXPAND YOUR WORLD」
放送日時:2月12日(月)09:00-17:55
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20180212/

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