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野村訓市が求めていたバンコクの姿って?

野村訓市が求めていたバンコクの姿って?
J-WAVEで放送中の番組「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」(ナビゲーター:野村訓市)。2月11日(日)のオンエアでは、野村が、久々に仕事で訪れたタイのバンコクについて語りました。

タイのバンコクの街中を訪れたのは約10年ぶりという野村。20代の頃、頻繁に訪れていたバンコクという都市は、物価が安く、空港に着くとエスニックな匂いが漂い、トゥクトゥクやトラック、スクーターが排気ガスを吐きだしていたとか。そんな街中を目的もなくビーサンで歩く……というイメージがあったそうですが、今回は空港に着いた途端、どこか様子が違うことに気付いたそうです。

「空港についても昔ほどエスニックな匂いを感じないんですよね。外に出て車に乗ると、早朝とはいえトゥクトゥクの姿を見なかった気がします。そのままホテルに着いて気付きました。窓から見える景色が大きく変わったということを……。『バンコクにこんな大きなビルってあったっけ? アジアの国が日々成長して変化しているんだ』と、空港に着いて1時間ほどで実感しました」(野村、以下同)

今回のバンコク訪問は、友人の店の内装のデザインをする仕事のためのリサーチだったそう。しかし、いろいろなところに連れて行ってもらい、驚くの連続だったといいます。倉庫を改造したギャラリー、タイ出身のデザイナーのブランドの店、ブルックリンにありそうなコーヒー屋さん。どの店の内装も手間暇かけて作られていて、昔のタイの店のような角が合ってない、何かが反っている……なんてこともありません。

「昔のバンコクにあったような何かの雑なコピーで、元ネタが何だかわからないところが独自のキャラを発揮していたんですけど。そういうのがなくなってしまって、ここがバンコクかも気付かないくらいちゃんとしているんです」

野村は「世界のものが何でもある東京のようになってきたんだ……」と、バンコクにグローバル化の波が押し寄せていてすごいと思った反面、どこか寂しい気持ちにもなったと話していました。

番組後半では、そんな変わりゆくバンコクを体験した野村に、友人が「お前の趣味はわかったから」と連れて行ってもらったある店について語りました。住宅街を抜け、ジャンクヤードを抜け、昭和のアパートの路地のような建物に入ると、川沿いにテラスを自作したバーがあったそうです。

「暗い川には対岸からの照明もなく、あたりに漂うのは懐かしいような、エスニック臭の混じったドブの匂い。見よう見まねで作ったような木製の家具や、いまいち意味のわからないアートやポスター。それこそが、かつてバンコクでたくさん見た、僕の考えるタイ風の店でした。(中略)なまりの強い英語を聞き、やっと自分の知っているバンコクに戻って来られたような気がして、はじめてゆっくりと川面を眺めて過ごすことができました」

こう語った野村は、出会った懐かしいバンコクの名残りと共に過ごした時間を振り返っていました。

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【番組情報】
番組名:「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」
放送日時:毎週日曜 20時−20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/travelling/

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