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これがパナソニックのリソースの活かし方!若手社員が経営層を巻き込む「One Panasonic」とは

世界27万人の社員を持ち、日本を代表する企業となったパナソニック。当社で今、若手主導の有機的なコミュニティが生まれています。大企業ならではの多様な人材との交流を生み出す「One Panasonic」は、若手社員の有志によって結成。豊富なリソースを生かし、経営層を巻き込みながら、新たな企業風土や事業創出につなげる若者のアツい想いをお届けします。

※本記事は、「PR Table」より転載・改編したものです。

発足のきっかけは、ひとりのアツい気持ちから……

f:id:kashiemi:20180119113634j:plain▲東京の幹事・本田慎二郎(左)、発起人の濱松誠(中央)、名古屋の幹事・濱本隆太(右)

One Panasonicは社員のモチベーションの向上、知識・視野拡大、人脈形成などを目的とした有志の会です。2012年に発足し、イベントや懇親会にはこれまでに約3,000人の社員が参加。志を高め合い、社内外にさまざまな影響を及ぼしてきました。

One Panasonicのきっかけをつくったのは、2006年入社の濱松誠。当時パナソニックに内定した濱松は、入社までにもっと社員と関わりたいという思いから、内定者と社員との交流会をはじめました。

濱松 「当時、ITベンチャーの社長が内定者を会食に連れていっている様子を見て、うちの会社でも社員や経営層とのこういう交流がもっとあればいいのにと感じたところからスタートしました」

翌年、翌々年と続けていくうちに、参加する社員の数も増加。徐々に活動を外に発信していくようになって、わかったこともありました。

濱松 「パナソニックは、当時グローバル連結で20~30数万人、国内でも約10万人の従業員がいて、多岐にわたる事業を行っています。数人、十数人に話を聞いても、それだけの情報ではとても足りません。どうしても会社がやっていることを内定者が十分には理解できない可能性があったんです」

このような動機で内定者懇親会、若手交流会を続けて6年。2012年2月に、濱松が当時の社長であった大坪に⼀通のメールを送りました。

「会社を良くしたいと思っている有志の若手社員が、組織の壁を越え集まっている。5分だけでもいいから一度話をしていただけないか」

その思いが通じ、会場に来た大坪は、参加していた若手に対して、彼自身のOne Panasonicに対する考えを話してくれて、5分-10分程度と予想していたが、質疑応答や懇親も入れると、なんと5時間。そもそもOne Panasonicとは、2011年にパナソニック、パナソニック電工、三洋電機がひとつとなったときにスローガンとして掲げられていた言葉だったのです。

ここから、「One Panasonic」という団体としての活動がはじまりました。

若手と経営層のつながりから、全社的な交流、そして社外へ

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特に大企業では、縦割り組織のため、社内コミュニケーションの範囲は狭く、人によっては5~10人のチーム内で仕事が完結してしまうことも多いのが現状。One Panasonic東京の幹事、本田慎二郎も、そんな交流の狭さを感じていました。

本田 「特に以前は基本的に事業部内で解決してしまうから、外に出る必要性があまりないと感じる人も多かったのではないかと思います。それは効率的ではあるんですが、みんなオペレーションが単調になってしまって、新しいことを求める視点がなくなってしまいますよね」

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