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“TOEICのスコアが高いのに「英語力」がない人”が欠けていること<リスニング編>

『頑張らない英語』シリーズ(あさ出版)『英語を「続ける」技術』(かんき出版)など数々の英語学習に関する著書を出されている西澤ロイさん。英語の“お医者さん”として、英語学習の改善指導なども行っている西澤さんに「正しい英語学習の方法」についてお話しいただくこのコーナー。第14回目の今回は、「TOEIC(R)試験のスコアアップと英語力アップを両立させる学習法(リスニング編)についてです。f:id:k_kushida:20180205125759j:plain

TOEICスコアに見合った英語の実力が伴っている人と、そうではない人の違いは一体どこにあるのでしょうか。スコアが上がるのはもちろんのこと、英語力UPもきちんと両立させられるリスニングの学習方法をお伝えします。

TOEIC試験の「落とし穴」

「TOEICでは高いスコアを持っているが、英語が話せない……」

このような人があなたの周りにはいないでしょうか?

TOEICは英語におけるコミュニケーション能力を計るための試験であり、一定のスコアを採用や昇進などの要件としている企業も多いです。ある程度の実力を示す指標として、例えば700点や800点といったスコアが目安とされたりします。

しかし現実には、スコアに見合うだけの英語力や英語コミュニケーション力が伴っていない人も少なくありません。一体なぜそのような「ズレ」が起こってしまうのでしょうか?

ちなみに、TOEIC自体は非常に「よくできた」試験です。リスニング問題がテストの半分を占めているとか、時間が極めて限られている……といった「クセ」は多少ありますが、ビジネスで実際に使われる英語表現も多く登場するという意味で「実用性」に優れ、「信頼性」も非常に高い、素晴らしい試験であることは間違いありません。

年間200万人以上が受験しているわけですが、面接がなく、マークシート方式で受験できる「便利さ」や、5点刻みのスコアが示される「分かりやすさ」もその人気に一役買っていることでしょう(対比されることの多い英検では、(基本的に3級以上は)面接が存在し、また、受験した級に対する合否判定が行なわれる形式となっています)。

実力が伴う人と、そうでない人の違い

ただし、いくら素晴らしい試験だからといって、万能なわけではありません。2人の学習者がいて、例えば700点という同じスコアを持っていたとしても、英語の実力が同じレベルだとは限らないのです。その違いは、一体どこから生まれるのでしょうか?

私の考える答えは「学習者がもっている意識の差」です。

TOEIC試験は基本的に、4択の中から答えを選ぶ形式になっています(Part 2のみ3択)。そうすると、中には「正しい選択肢が選べればOKだ」と考えて勉強する人もいるでしょう。逆に「ただ正解を選べるだけではダメで、もっと深いところから理解すべきだ」と考える人もいるでしょう。それが「意識の差」ということです。

Part 1のサンプルリスニング問題に挑戦してみよう

今回は「リスニング編」ということで、Part 1のサンプル問題をご用意してみました。まずは余計なことを考えずに、これを解いてみてください。「意識の差」についての具体的な話は、その後でお伝えしたいと思います。

A~Dまでの4つの英文が1回ずつ流れますので、写真を最も正しく描写しているものを選んでください。

<サンプル問題>

TOEIC試験Part 1リスニングサンプル問題(『TOEIC L&Rテスト最強の根本対策 PART1&2』より)

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