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【Interview】保育士・幼稚園教諭100%!信頼と安全のベビーシッターマッチングサービス「KIDSNA Sitter」誕生秘話

共働き家庭が、圧倒的な数を占める現代。日本国内では、保育園不足が深刻な問題となっている。解決策の1つとして考えられるのは、施設以外の預け先を増やすこと。個人のベビーシッターは、その最たる例だろう。しかし、残念ながら日本にはまだまだベビーシッターに依頼するという風習が根付いていない。安全性を疑問視するなど、さまざまな不安から、サービス自体を避ける傾向にあるようだ。

そうしたイメージを一掃するのが、この「KIDSNA Sitter(キズナシッター)」だ。登録しているベビーシッターは全員、保育士・幼稚園教諭の有資格者。入会金、年会費は無料。アプリ1つで信頼性の高いシッターを探せる、革新的なサービスだ。

提供元は、2013年創業のネクストビート。キズナシッター責任者の中村 暁志(なかむら さとし)氏に、話を聞いた。

・業界初の“有資格者100%”ベビーシッターサービス

Q1:まずは、このようなサービスを提供するに至ったきっかけから、お聞かせください。

弊社では、2013年から保育士・幼稚園教諭の転職支援サイト「保育士バンク!」を運営しており、これまでに業界トップクラス、累計6万名以上の保育士有資格者に、登録してもらっています。

日々、保育士の仕事探しをお手伝いしていると、「保育に関わる仕事を続けたいが、子育てしながらフルタイムで働くのは難しい」「給与が低くて続けられない」といった声を、多く聞きます。保育士の資格を持っていながら保育士として働かないという、潜在保育士が生まれるケースも、少なくありません。

そこで、“保育士・幼稚園教諭100%”のベビーシッターサービスを開始することで、この人たちが活躍する場を提供しつつ、子育て支援も実現したい、と考えたのです。

Q2:他のシッターサービスとの違いは、どこにあるのでしょうか。差別化ポイントについて、お話しください。

業界初の“保育士・幼稚園教諭の有資格者100%”による、ベビーシッターサービスという点です。国家資格保有者に登録を限定することで、(お子さんをお預かりする上で)何より大切な“安心・安全”の実現に努めています。

さらに、親御さんへのサービス提供価格を、市場相場より低く抑えつつ、ベビーシッターの収入単価は、業界最高水準に設定しています。ベビーシッターに満足度の高い状態で仕事をしてもらえば、利用者にもクォリティの高いシッティングを提供していける、と考えているからです。

・サービスエリア拡大も視野に

Q3:保育所不足にも関わらず、日本にはまだまだベビーシッターサービスが根付かない状況です。利用拡大のために、どのようなアプローチをされていくのでしょうか。

さまざまな理由があると思いますが、「周りで使っている人もあまりいないし、よくわからないので不安」という親御さんは、多いのではないでしょうか。

(ベビーシッターサービスは)一度利用した人の継続利用率が高い、というデータもありますので、初回利用のハードルを下げるため、現在“はじめてのシッターお試し代”キャンペーンを実施しています。ベビーシッター1回あたりの利用料相当、5000円分のアマゾンギフト券を、プレゼントするというものです。

Q4:今後の展開について、教えてください。

まずは安心・安全を第一に、親御さんとベビーシッター双方に満足してもらえるよう、サービスの向上に努めていきます。その上で、サービス提供エリアを、現在の都市部から全国に広げていきたいですね。そして、ベビーシッターがもっと日常的に利用される世の中になり、子育て負担を和らげながら、保育士・幼稚園教諭の働き方の多様化を、加速させていくつもりです。

(取材・文 乾 雅美)

KIDSNA Sitter

 

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