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マスタード種子がジェット燃料に! Qantas航空、米−豪間のフライトで使用

CO2削減を目指して、各国で再生可能なバイオ燃料の開発・応用が進められている。

バイオ燃料の代表的な原料としては、大豆やコーン、サトウキビなどがある。最近の変り種としては、抽出したあとのコーヒーというのも。

そして、このほどQantas航空が用いたのは、マスタード種子油を混ぜたバイオ燃料。米国ロサンゼルスから豪州メルボルンまでの15時間フライトを見事に完了した。

・CO2排出7%削減

同フライトでは、マスタード種子を10%ブレンドした2万4000リットルのバイオ燃料を使用。これにより、1万8000キログラムのCO2排出抑制を実現できたという。

これは通常のジェット燃料を使用した場合の排出量より7%少ないとのこと。

・カナダ企業の技術

燃料は、カナダの農業技術企業Agrisoma Biosciencesが開発・製造したもので、使われたマスタード種子は、畑150エーカーでの栽培量にあたる。

燃料とするには、ある程度の量を確保しなければならず、かなり広い耕作面積を必要とする。ただ、マスタード種子は通常の作物を栽培するなかで、空いた期間を使って育てることができ、油を抽出する過程も比較的容易という。

Qantas航空とAgrisoma Biosciences社は2017年に業務提携。両社は今後、オーストラリアの農家の協力を得てこのマスタード種子を本格的に栽培し、バイオ燃料商業化を目指す考えだ。

Qantas航空

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