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本好きは必見! 個性的な出版社が集まるブックフェア開催

本好きは必見! 個性的な出版社が集まるブックフェア開催
J-WAVEで放送中の番組「SUNRISE FUNRISE」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「SWITCH FOR 2021」。1月28日(日)のオンエアでは、2月4日(日)世田谷区桜新町の桜神宮会館にて開催されるブックフェア「ポトラ」について、イベントの呼びかけ人で作家の田口ランディさんにお話を伺いました。

昨年、最新作『逆さに吊るされた男』を発表した田口さん。そんな彼女が関わる「ポトラ」は、本好きが集まった小さなブックフェアです。スタッフ約50名も、ボランティアで自発的に集まったのだそう。

「ポトラ」で出店するのは、1人や2人ほどで立ち上げた、個性的なこだわりの本を出している出版社ばかり。若い女性が童話を作っている「アリエスブックス」、雑誌『ダ・ヴィンチ』元編集長が立ち上げた「上ノ空」、クラウドファンディングを利用して翻訳本を出す「サウザンブックス」、映画化された『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』を企画・編集した「センジュ出版」……個性的な出版社が勢ぞろし、セッションなどを行います。

このイベントを立ち上げた理由を田口さんに伺うと、「出版不況と言われて10年になるんです。本がどんどん売れなくなっています。ノウハウ本はウケるから書店に数多く並ぶけれど、みんながそのような本を読みたいわけじゃない。個性的な本を作る出版社を応援したくて、今回企画しました」と、田口さん。

作家がこのようなフェアを行うことは珍しいですが、「今まで出版業界には大変お世話になっているし。日本の文芸作家は、出版社に守られて書くことだけを考えてればいいという時代が長かったけれど、今からは出版文化を支える一員として、いろんな方と協力しながら出版を盛り上げていきたいと考えています」と語りました。

また、田口さんは「出版エージェント」という仕事にも注目しているそう。他の国ではポピュラーですが、日本では珍しい存在ですよね。セッションでは、海外出版エージェントとして活動する近谷浩二さんに、世界に日本の本を売り込む方法を伺うのだとか。「これから出版や本に関わる仕事がしたいという若い方にお伝いしたいです」と田口さん。

そのほか、作家・津原泰水さんによる小説創作講座など、魅力的なコンテンツが目白押し。各出版社ブースには編集者が並んでおり、本の作り方や、出版社、本屋の作り方などを直接聞けるのだそうです。

小さな出版社の魅力について「好きな本、自分のこだわりの本が作れる」と回答した田口さん。「全員が読まなくてもいい。必要な人に必要な本が届くような流通の仕組みがまだできていないので、小さな出版社が繋がりを作っていけば、いろいろなアイディアが集まって、新しい流通の革命が起こると思うんです。未来は遠くにあるんじゃなくて今ここにあるんです」とのことでした。

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【番組情報】
番組名:「SUNRISE FUNRISE」
放送日時:毎週日曜6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sunrise/

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