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中高生の最新スマホ事情を徹底調査 所有率は? フィルタリング機能は使う?

新年度が始まるこの時期。特に中高生のお子さんがいる家庭では、「いつからスマホを持たせるか」「スマホをもたせたことによる生活への影響は?」「使用時間は?」など、どんなことに注意すればいいのか、とても気になりますよね。

そこで今回は、イマドキの中高生のスマホ事情をアンケート調査。親としてのさまざまな不安について聞いてみました。そしてその解決方法もお知らせします。さて、みなさんは、こんなふうに利用しているようです。

中高生とケータイの実態、調べてみました。

①中1は35%が、高3では90%以上がスマホを持っている!

■ケータイ所有率とスマホ所有率
KDDI「ジュニア端末に関する調査」(2017年11月)より

ここでいうケータイとは、スマホもガラケーもキッズケータイも全部含めた携帯電話全体のこと。青いグラフは、なんらかの携帯電話を持つ人の割合を表しています。たとえば中1だと学年全体の48.5%がなにかしらの携帯電話を持っている、ということになります。そのうちスマホが占める割合を示したのがオレンジの部分。数字は学年全体に対するパーセンテージですが、ケータイ所有者のなかで圧倒的多数を占めていることがわかります。ちなみに中学1年のケータイ所有者に対するスマホ率を計算してみると、なんと約72%!

スマホ・ケータイの所有率が大きく上がっているのが、まず高校進学のタイミング。ここでスマホ率も20%以上増えています。高校進学を機に初めてのケータイを契約、それが最初からスマホである、というケースも少なくないようです。そして高2・高3のケータイ所有率は9割を超え、そのほとんどがスマホでした。

②高校生スマホユーザーの67.9%はiPhone

■中高生の所有機種の割合(n=949)
KDDI「ジュニア端末に関する調査」(2017年11月)より

グラフの母数はスマホ・ガラケー・キッズケータイなどなんらかの携帯電話を所有している中高生949人。このなかでiPhone利用率は57.7%スマホユーザーの高校生に限定すれば、数字は67.9%になります。中高生のお子さんがiPhoneを持つのは、かなり普通なことなのかもしれません。

安心安全への意識はまだ低い?

③74%が「子どもにスマホをもたせて満足」

■子どもにスマホをもたせて満足している? 後悔している?(n=1092)
KDDI「ジュニア端末に関する調査」(2017年11月)より

こちらは、中高生の親に聞いたアンケート結果。
実に7割以上の親が「満足」。
ポジティブなコメントの40%近くが「連絡が取れて便利」というもの。子どもの所在を把握できたり、緊急時にすぐ連絡が取れて安心というメリットが大きいようです。なかには「子ども自らが使用について考える力が付いた」「自己判断でSNSもしていますが、友達との連絡などで欠かせないものでもあり後悔はないです」という意見も。

スマホを持たせる親の不安的中? 後悔している保護者たちの意見は・・・・・・。

以下、「後悔している」というお父さん・お母さんのコメントです。

▼スマホに依存している生活で時間のけじめがつかなくなり、読書や睡眠時間が少なくなった
▼スマホばかり見ていて心配。友達との話やメール交換など中味がわからないので心配
▼知らないうちにSNSのアカウントを取っていて、ツイッターの書込みやインスタグラムの投稿などを発見
▼SNSでの繋がりが、親の想定を超えたところでできあがっている
▼友人関係やプライベートな部分がわかりにくくなった
▼子どもの行動範囲が広がりすぎる
▼夜中まで起きてスマホを見て困る
▼家族でギガをシェアするプランが、子どもの使いすぎて半月でなくなってしまったことがあった

みなさんのコメントにあるとおり、スマホを持たせるのってやっぱり不安がありますよね。
いろいろなことを調べられるし、普段関わらない人たちとコミュニケーションとれるし、ゲームは楽しいし。子どもたちが夢中になるのも無理はありません。

④フィルタリングサービスの利用、中学生で約半数、高校生で約3割

では、保護者は中高生に無条件にあらゆるサイトへのアクセスを許しているのでしょうか? 次の数字はフィルタリングサービスの利用動向です。

■フィルタリングサービス利用率
KDDI「ジュニア端末に関する調査」(2017年11月)より

1.「フィルタリングサービス」と「スマホの利用時間を制限するサービス」の両方を利用している
2.「フィルタリングサービス」のみ利用している
3.「スマホの利用時間を制限するサービス」のみ利用している
4. どちらも利用していない

「フィルタリングサービス」の利用率は中学生で約半数、高校生では約3割という結果が出ました。ネット犯罪などに子どもが巻き込まれてしまうことがまずは心配。だからフィルタリングサービスの需要が高いと思われます。ですが、意外に利用率は低くとどまりました。利用しない理由として多く聞かれた声は「フィルタリングを利用しなくても、子どもの適切なインターネット利用を管理できる」というもの。

ただ、こうした姿勢に冷水を浴びせるような数字が警察庁から発表されています。

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