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モノ、もの、物。ホーディングとの闘い3 −feles34−

↑外を眺めるのが大好きな好(スー)。窓辺に乗せたらご満悦の様子

捨てても捨てても残るモノ、もの、物・・・。両親の所有物の片付けで、自分の片付けにあまり着手できないまま、引っ越しの日は近づいてくる。家の建て壊しには少々間が空いたため、先に引っ越して好と晧(アキラ)を避難させ、実家を片付けるという方法をとらざるを得なかった。一応、仮暮らし先は3DKで収納スペース多し。どうしても捨てきれないものは、とりあえず運んで仮暮らし中に処分することにした。

従姉妹の救援

母の部屋を片付ける時、従姉妹2人に救援を依頼。事情を知る2人はさくさくと仕分けていく。モノに阻まれて入れなかった部屋も、おかげでだいぶ片付いていく。同じものが複数あったりするので、3人で分け合ったりもし、ある意味形見分けもできた。しかし1日では、母の部屋の片づけをあらかた済ませるまでが限度。父の部屋には着手できない。父の部屋は、「お宝あるかも♪」と業者さんたちが入って行くものの、10分もしないで戻ってくるほどの難攻不落さだったからだ。

↑仮暮らし先、初日。好が晧のケージに入っています。奇跡の2ショット

総本山、父の部屋

この処分の大変さは本人にも判ってもらわないといけない。施設で快適な生活を送る父は要介護3→1→要支援2と順調に回復。本人も片付けると言うので、2回ほど片付けに参加したが、やはり捨てられない人は捨てられない。8畳びっしりある物の中で、捨てるとしたのはコンビニ袋半分程度のゴミ。また、双眼鏡などを「売れ」というので、現実直視のために自分で売ってもらうこととした(結局、経年劣化で油が染み出していて売れずに処分)。従姉妹一家も処分の説得に加わったことや、自身が健康になったことで、父も現実をある程度は受け止めることができ、この後はうつは発症しなかった。

吉田さんの救援

私が必死に片付けを進めていく中、取り壊しの日も近づいていく。そんな中、住宅メーカーT&Wの吉田さんが言う。「この(父の)部屋、いつ片付けるんですか?」。「え?もうこんなに捨てたのに」と、いろいろな意味で限界を感じていたので、取り壊しの時についでに処分する方向で話し、見積もりをとること、ン十万円。私の財布事情を知る吉田さんは手伝うと申し出てくれ、奥さま同伴のもと4tトラックで登場。やはり物に対しては他人様の方がドライ。私が勿体ないと動けずにいても、ドンドン仕分けていく。仕分けた後は、だいぶ諦めがつくもので、片付けも大幅に進み、4tトラックいっぱいにして吉田さん夫婦は去って行った。その姿に、ただただ感謝するしかなかった(普通、住宅メーカー担当者はこういうことしないと思います)。

そして梅が咲く某日。処分日待ちのゴミ袋は大量にあるが、なんとか片付いた状態で解体祭を実施したのだった。

↑キャットウォークに慣れた晧。でもなぜか猫だまりより先にはあまり行かない。透明アクリルは落ちそうで怖いのかもしれない

Living in feles

好と晧、相変わらず仲はよろしくない。しかし、1年内に2度も引っ越していると、段々お互いしか頼れるものはないと認識していくらしい。2ショットが撮れるようになってきました。

 

著者:猫賃大家 feles☆きゃったー

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