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教会で偶然立ち会えた奇跡に思わず涙…インスタグラマーが見つけたオロモウツ・ミクロフの魅力

みなさま、こんにちは!フリーランスフォトグラファーのwacameraです。

教会で偶然立ち会えた奇跡に思わず涙…インスタグラマーが見つけたオロモウツ・ミクロフの魅力

wacamera

フリーランスフォトグラファー。ブライダル、キッズ、ファミリーの人物撮影や商品撮影に携わる。趣味ではシルエット写真を得意とし、メルヘンファンタジーをテーマとした写真をinstagramにて配信。現在では、15万人以上ものフォロワーを抱えるインスタグラマーとしても活躍。
@wacamera:https://www.instagram.com/wacamera/

前回のリトミシュル編に引き続き、今回はオロモウツという街を紹介していきますね。チェコの街の名前はプラハ以外に日本人になかなか馴染みがないかもしれません。ここ、オロモウツはチェコの第5の都市。人口は10万人、リトミシュルの10倍!なんです。

 

クリスマスモードのオロモウツを街歩き

街中を少し歩くとたくさんの銅像を見ることができます。この広場は市庁舎のそばにあり夏は噴水になっているようで、ここには亀やイルカの彫像がありました。海のないチェコですが、これはオロモウツ出身の彫刻家が子ども達のために、と作ったようで実際にこんな風に子ども達が楽しそうに遊んでいました。

イルカの尻尾には魚が貫通…しかもよく見ると硬貨のような模様がついていました。

この広場では、この時期クリスマスマーケットが開催されています。実は私、クリスマスマーケットに来るのが楽しみで楽しみで。ホットワインを飲みながらブラブラと、キラキラしたお店の中を覗く、そんな夢のような時間を過ごせると思うだけでとても幸せな気分になります。ちなみにクリスマスマーケットは昼間も開催されていますよ。

ろうそく、オーナメント、マフラーや帽子の他にも食べ物やホットワインのお店、家庭用品、アクセサリーを売っていたりと一周してもまだまだ見飽きません。

夜にはこんなに華やかで暖かな光が灯るんです。私はこのオーナメントショップが気に入って30分もこの前で撮影していました。人気のお店で、なかなか人が少なくなることがなくずっと賑わっていましたが、一瞬途切れた時に一枚!毎日通いたくなるクリスマスマーケットでした。

 

ひときわ目を引く聖ヴァーツラフ教会

チェコにはどの街にも至る所に教会があります。しかしチェコの人々の多くは無宗教。なんとなく、社寺仏閣が多いのに無宗教な人が多い日本に似ているなーと思いました。実は私、教会が大好き。特にクリスチャンだということではないのですが、10歳から15歳まで自分が好きで教会に通っていました。

礼拝堂の静寂、荘厳な空気、装飾が施された祭壇、そのどれもが美しく感じ、大人になった今でも海外旅行中、時間さえあれば教会へ行ってみたいと思っているほどです。そしてここ、オロモウツには有名な聖ヴァーツラフ教会があります。

この教会の塔の高さは100m!チェコの中で2番目に高くオロモウツの街中でとても目を引くゴシック様式の建物です。

チェコの建造物には様々な時代の建築様式があります。この教会はゴシック様式で建てられていますが、その特徴として「高さ」があります。

そして美しいステンドグラスの窓があるのもゴシック様式ならでは。この教会も聖堂全体にステンドグラスがはめ込まれていて、そこから透ける光をただ見ているだけで、不思議と心が洗われていくよう。

私がこのヴァーツラフ教会に入った時、パイプオルガンからバッハのトッカータとフーガニ短調が突然流れ出しました。「ティロリーン鼻から牛乳」で有名なあの曲です。咄嗟にiPhoneで録画を始めたのですが、この教会の雰囲気と曲がマッチしすぎて鳥肌と涙。この旅の忘れられない瞬間に立ち会えたのでした。

それではその時の様子を動画で是非ご覧ください。

 

バロックorゴシック様式?

続けてもう一つ、聖ミカエル教会にも足を運びました。

見てください、この細かな装飾!これが全て人の手によってできたものだと思うと気が遠くなりそう…ちなみにこれはバロック様式です。

もともとこの教会は13世紀にゴシック様式で建てられましたが、17世紀に再建されて今の形になりました。いくつもの回廊が繋がっていて、アーチ状の天井が素晴らしく美しいです。みなさん、ゴシックとバロックの違いがわかってきましたか?

私はこの旅で10以上の教会を見てきたのですが、5つ目くらいでやっと、バロックとゴシックを見極めることができました。

日が沈み辺りが暗くなった頃、オロモウツの市庁舎に登りました。ここからホルニー広場を真下に見下ろすことができます。広場の右のほうには世界遺産の聖三位一体柱が見えます。これは戦争の後、オロモウツの街を再建させようと願った市民の思いを胸に、石工師の手によって40年かけて作られたもの。

中央下には大きなクリスマスツリーが見えます。その周りを囲うようにクリスマスマーケットのお店が立ち並んでいます。

中央にそびえ立つのが市庁舎。細く長い螺旋階段を約120段(!)上っていくと先ほどの景色が見えます。苦労の後にはなんとやら…息切れしながら見た夜景は格別でした!

オロモウツのクリスマスツリーは比較的シンプル。でも枝葉の先まで灯された暖かなライトと緑とゴールドが美しいツリーでした。各都市で色々思考を凝らした違うツリーが見れると聞いていたので、それもこの旅の楽しみでもありました。日が暮れて間もないマジックアワーに偶然いられたラッキーに感謝です。

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