経験者が教える、食わず嫌いにすすめたい「ホステル」のよいところ3選

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食わず嫌いにすすめたい「ホステル」のよいところ3選
ホステルの部屋に二段ベッドが何台か入った写真を見ると、自分が泊まるのはちょっと・・・と、躊躇してしまう人が多いかもしれません。しかしホステルでの宿泊には、安さだけではない魅力があります。一晩経ったら割と慣れるので、ぜひ挑戦してみていただきたいです。

今回は、まだホステル未経験のあなたに、ホステルのよいところをお伝えしたいと思います。

※2018年1月11日現在、€1=約133円で算出しております。

その1:お財布に優しい

ドミトリー(相部屋)の場合、当然宿泊料金が安くなります。普通の宿の何分の一です。

たとえばこの記事を書いている時点での1人1泊のホテル料金をみてみると、パリならドミトリーがだいたい€25(約3,325円)、三ツ星ホテルの平均がざっくりですが約€200(約26,600円)です。

同時期、シチリアの州都パレルモは、ドミトリーが€15(約1,995円)くらい、三ツ星ホテルの平均が約€70(約9,310円)です。

もし一人旅で両方の街を訪れるとしたら、パリはドミトリーで節約し、パレルモではその分を足して豪華なホテルに泊まるというメリハリをつけるのも一つの方法です。

その2:一人旅でも寂しくない

食わず嫌いにすすめたい「ホステル」のよいところ3選
一人旅ではホテルやレストランのスタッフくらいとしか話をしないけれど、ホステルだとちょっとした会話をする機会がいっぱいあります。

ドミトリーの部屋にいれば同じ部屋の人たちとするし、キッチンで料理をしているとき、歯磨きをしているとき、共同スペースで調べものをしているときなど、結構話しかけられるものです。

一緒に出掛けることもありますが、その場限りの、付かず離れずの会話を楽しむことが多いです。

人と会話をしない状況が続くと気分が落ちがちなので、こういう場で会話をすると自然と元気が出てきます。

その3:まるでインターナショナル林間学校

ホステルにはいろいろな年代の人がいますが、特に若い人が多く、その一員として過ごしているだけで気分が若返ります。海外のホステルでは50~60代の人もよくみかけます。

色々な国から来た色々な人種の人がいるインターナショナルな空間であり、宿泊施設なので、なんだか林間学校に参加しているような気分になることも。

キッチンで調理する人々を見ていると、ヨーロッパの人はパスタを作ることが多く、アジア圏の人は豆乳を温めたり、炒飯をつくるなどしていて、食習慣が見えて面白いです。

また、語学学校も似た雰囲気なので、留学前にならしとして使えます。日本のオフィスと語学学校はまるで雰囲気が違うので、たとえ東京のホステルでも、1~2泊しておくと、留学先で馴染みやすいのではないかと思います。

はじめてのホステルの選びかた

清潔かどうかがとても大切です。レビューサイトで日本人女子の書き込みで清潔と書いてあるところを選びましょう。

ベッドにカーテンが付いているかどうかもポイントです。カーテン付きは、プライバシーが保ちやすく、自分の灯りが外に漏れにくい、また部屋の電気が付いていても暗くできて寝やすいなど利点があります。ただ、部屋での交流は限られます。

また女性なら、女子専用ドミトリーを選びましょう。やむなく混合のドミトリーに泊まったこともありますが、個人的にはリラックスできませんでした。

こちらは先日利用したアムステルダムの女子専用のホステル「Hostelle」の写真です。インテリアがラブリー仕様です。1泊€42(約5,586円)でした。

経験者が教える、食わず嫌いにすすめたい「ホステル」のよいところ3選
(c)Shio Narumi

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経験者が教える、食わず嫌いにすすめたい「ホステル」のよいところ3選
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鍵付きロッカーがあるところもありますが、貴重品はスーツケースなど自分の鍵で守って、はじめてのホステルを楽しんでください。

[Photos by shutterstock.com]

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