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全長60km以上!貝がらでできた世界遺産シェル・ビーチ【オーストラリア】

【オーストラリア】全長なんと60km以上!貝がらでできた世界遺産シェル・ビーチ
TABIZINEで世界の謎という特集が行われました。その特集に向けた記事を書く段階でいろいろ調べ物をしていると、世界には「シェル・ビーチ」と呼ばれる場所が幾つかあると知ります。シェル・ビーチとはshell(貝がら)のビーチという意味で、文字通り砂の代わりに貝がらで海岸が埋め尽くされている場所になります。

【オーストラリア】全長なんと60km以上!貝がらでできた世界遺産シェル・ビーチ
「なんて素晴らしい場所なんだ」と思った筆者は、世界に複数存在するシェル・ビーチの中でも完全に貝がらだけでできている極めてレアなビーチを目指すべく、早速パース経由で西オーストラリアに旅立ってきました・・・、と書ければ格好良かったのですが、実際は旅立ってこられませんでしたので、国際結婚を機にオーストラリアに在住し、シェル・ビーチにも遊びに行った経験のあるという知人の日本人に、話を聞いてみました。

 

シェル・ビーチはオーストラリアの最西端近くにある

【オーストラリア】全長なんと60km以上!貝がらでできた世界遺産シェル・ビーチ
オーストラリアの観光地と言えば日本人にとって、と言うよりも世界中の人にとってケアンズ、シドニー、メルボルンなどが挙げられるかと思います。こうした人気の都市は全てオーストラリア大陸の東側。

中には世界遺産のエアーズ・ロックのような内陸の観光地もありますが、こちらでもノーザン・テリトリー(北部地方)の一部で、オーストラリア中央にあたります。それよりも西に行った経験のある人は、きっと少ないですよね。

オーストラリア大陸の南西部、インド洋に面した一角には、パース・グローリーFCの本拠地としてサッカーファンには有名なパースという大都市があります。そのパースから大陸の西岸を800km以上北上した場所には、アルファベットのEのような形をした陸地と、口を開いた人の横顔のような半島が2本並んで突き出しています。

【オーストラリア】全長なんと60km以上!貝がらでできた世界遺産シェル・ビーチ
(シャーク湾)

外洋の波が岸辺を洗う西側の半島は、海峡を挟んでダーク・ハートッグ島という大きな島を持っていて、その半島と離島に守られるように右隣(東隣)には、右を向いた人の顔のようなペロン半島が突き出しています。

ペロン半島はオーストラリア大陸の西岸とともに、世界最大のジュゴンの生息地として世界自然遺産に認定されるシャーク湾の一部を抱え込んでおり、その湾に面して半島の東岸が、口を開いたように湾曲しています。その湾曲部に貝がらでできたシェル・ビーチがあるのですね。

普通、ビーチは砂や小石でできています。しかし、このシェル・ビーチは世界でも極めてまれなケース(世界に2カ所のうちの1つ)として、完全に貝がら、あるいは貝がらの破片でできているビーチになります。

 

塩分濃度の高い海が作り出した絶景

【オーストラリア】全長なんと60km以上!貝がらでできた世界遺産シェル・ビーチ
そもそもどうしてこのシェル・ビーチは、貝がらで海岸が埋め尽くされているのでしょうか? その理由は、シェル・ビーチが面したシャーク湾の塩分濃度にあるのだとか。

シャーク湾の海水は高温による蒸発と強風の影響で極めて塩分の濃度が高くなっています。三井物産など日本の商社も塩田を持つほど。三井物産の資料によると、外洋よりも50%も塩分濃度が濃いのだとか。

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