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後ろを振り向いたときのお母さんは…。女の子の笑顔が消えた瞬間、心に突きつけられたもの byイシゲスズコ

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こんにちは、イシゲスズコです。 前回のエピソード:4人目もするっと生まれてくる予定だった…のに「産むたびに楽になるなんて嘘じゃん!!」 byイシゲスズコ

今日は、先日見かけた親子連れのお話。

自分の車での通勤の時、たいてい同じ道を通るのですが、その日は忘れ物を届けに学校によって、いつもとは違うルートで会社へ向かっていました。

車の通りがほとんどない路地に入ったとき、目の前にヨチヨチ歩く小さな子とお母さんらしき人が一緒に歩いていました。

お母さんはその子が飛び出さないように注意しながら歩いているようで、後続車がなかったこともありスピードを緩めて横を通り抜けようとしていたときのこと。

ふと前方を歩く女の子に気づきました。

近所の幼稚園の制服を着た女の子、年中さんくらいでしょうか。

園のリュックを背負って、バッグを片手にどんどん一人で歩いています。

あぁ、あの親子連れのお姉ちゃんなんだろうな、と思いました。

危なげなく歩いている様子から、お姉ちゃんとしてしっかりしてる子なんだろうな〜と思いつつその子の側を徐行で通り過ぎようとしたときです。

急に立ち止まり、ニコニコしながら後ろを振り向いた女の子の表情が、さっと一瞬曇ったのがわかりました。

車で通り過ぎながら確認したバックミラーには、下の子を追いかけて背中を見せるお母さんの姿が

通り過ぎ、スピードを速めながら、自分の中で何かがじわじわと込み上げてくるのを感じました。

「私は今まで何回、上の子たちのあの顔を見逃したんだろう…」

我が子の笑顔はたくさん見てきたつもりです。

上の子たちの我慢にも私なりに配慮してきたつもりではいました。

でも、あの一瞬曇ったあの子の顔を見たとき、自分は何をわかってたんだろう、と突きつけられたような気がしたのです。

通り過ぎた後にチラッと確認したバックミラーには、また前を向き歩き始めた女の子の姿が映っていました。

あのお母さんもきっとお姉ちゃんのことを大事に大事に思って、日々を過ごしているんだろうと思うのです。そしてあの子にとってあの一瞬は、その日常の中の記憶にも残らないようなほんの些細なことかもしれない。

でも私にとっては、これまで気づかずに通り過ぎていた上の子たちの我慢の瞬間を目の当たりにしたような、そんな忘れられない一瞬でした。

4人の子どもたちの母親として満足に対応してあげられているのか、とふと怖くなることがあります。

100%完璧なお母さんでいるなんて無理だし、そうやって自分を追い込んでキャパを超えては元も子もない。

適度に手を抜く毎日だけれど、でも時々あの女の子が振り向いた時の表情を思い返しながらお兄ちゃんお姉ちゃんたちの我慢にも気を配れる親でありたいな、と考えるきっかけになった出来事でした。 関連エピソード:「お姉ちゃんだから」を理由にしない!──きょうだい育児で上の子に気を付けている3つのこと by あね子

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著者:イシゲスズコ

年齢:38歳

子どもの年齢:中1・小6・小4・小1

九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。

ブログ:「スズコ、考える。」

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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