【完全攻略法】一度は行きたい世界遺産、アンコール・ワットの小回りコース

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【永久保存版】一度は行きたい世界遺産、アンコール・ワットの小回りコースを完全攻略
アンコールワット遺跡群を巡る基本的はコースには、アンコール・ワット、アンコール・トム(バイヨン寺院)、タ・プロームとバンテアイ・クデイなどをまわる、小回りコースと、プリアカン、バンテアイプレイ、ニャックポアン、タソム、東メボン、プレループなどをまわる大回りコースがあります。

カンボジアを訪れたら、一度は回りたいのが、小回りコース。

このコースのツアーは、ほとんどのシェムリアップのホテル、街の旅行会社にあり、所要時間も4〜5時間のため、気軽に参加しやすいです。今回はこのアンコールワットの小回りコースの見どころをご紹介。

一生に一度は訪れたい世界遺産として人気のアンコール・ワット寺院

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数あるアンコールワット遺跡群の中でも、サンライズから多くの観光客が訪れるのが、アンコール・ワット寺院です。12世紀前半にスーリヤヴァルマン2世が30年あけて建立したヒンズー教の寺院で、カンボジアの国旗の中央にも描かれています。

アンコールワット寺院は、アンコール・ワットの遺跡群の中でも、最大規模を誇り、寺院を囲む濠と参道、3つの回廊、5つの塔からなります。

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アンコールワット寺院の見どころのひとつは、第1回廊の西面南にあるレリーフ。古代インドの戦いの場面が描かれています。また南面東には「天国と地獄」をテーマにしたレリーフが並んでいます。

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第2回廊で見ておきたいのは、デバター(女神像)のレリーフ。それぞれの女神のヘアスタイル、表情、服飾が異なり、ユニークです。

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急な階段をのぼった、第3回廊では、デバターなどの繊細なレリーフはもちろんのこと、テラスからの見渡せる景色も素晴らしいです。

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また江戸時代に徳川家光によって派遣された森本右近太夫一房の墨書(落書き)の「ここに仏四体を奉るものなり」が残っていますので、これも忘れずに見ておきたいところ。江戸時代にアンコール・ワットを訪れた日本人がいた事実に驚かされます。

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大きな沐浴場も必見。昔、どのようにしてここに水を溜めていたのでしょうか。気になりますよね。さらに第3回廊では、祈りを捧げる僧侶とカンボジア人の姿を見ることもでき、神聖な気持ちになります。

やさしい微笑みを浮かべるバイヨンの四面像に圧巻! アンコール・トム

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アンコール・ワットの小回りコースで、次に訪れることが多いのが、アンコール・トム。この遺跡は、クメール王朝最盛期の12世紀から、ジャヤヴァルマン7世によって構築された都市跡です。

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そんなアンコール・トムの遺跡の中でも、外せないのはバイヨン遺跡。やさしい微笑み(クメールの微笑み)を浮かべる四面像の塔が印象的な遺跡です。

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四面像の塔の中は、涼しいのですが、どうやらコウモリが住み着いているようで、コウモリの鳴き声が聞こえ、フンなどが落ちてきました。

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バイヨン遺跡は、アンコール・ワット寺院と同じく3層からなり、第1回廊には、アンコールワットにもある乳海攪拌のレリーフ、第2回廊にはチャンパとの戦いや市場の様子のレリーフがあり、第3回廊はテラスになっていて、四面像をじっくり眺めることができます。

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アンコール・トムの見どころは、バイヨン遺跡だけではありません。南大門の左右それぞれ54体の巨人が並び、迫力があります。

映画「トゥーム・レイダー」の舞台になった、樹木に覆われたタ・プローム

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こちらもアンコール・ワットの小回りコースで訪れることが多いタ・プローム。12世紀末にアンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世によって建立されたタ・プロームは、樹木が遺跡を侵食する様子が見られる神秘的な遺跡です。特にガジュマルによる侵食が激しく、遺跡に絡みつく、ガジュマルの大木も見もの。

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今にも回廊を押しつぶしそうな勢いの大木。自然の力のすごさを感じます。ここは観光客のシャッタースポットになっていて、下には木の枠組みまであります。

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ガイドブックにもよく掲載されているのが、こちらの樹木。まるで血管のような溶樹で、遺跡に絡みついています。いつの日か、この巨木が遺跡を飲み込んでしまいそう。

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この遺跡はそれほど広くないため、30分ほどで見学できます。

ここから先は、小回りコースで行くことが多い遺跡を2つピックアップしてご紹介。ツアーによっては大回りコースに組み込まれている遺跡もありますのでご了承ください。

午後3時くらいに行くと空いている! こぢんまりとしたバンテアイ・クデイ

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アンコール・トムから東へ約3キロメートルほどの場所にある遺跡、バンテアイ・クデイ。最初はヒンドゥー教の寺院でしたが、クメール王朝のジャヤバルマン7世により仏教寺院に改宗されました。こぢんまりとした寺院遺跡ですが、修復が進んでいて、美しいアプサラ像やデンバーのレリーフを見ることができます。

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午後3時くらいにこの寺院遺跡を訪れると、ほとんど貸切状態で見学できます。遺跡の奥に進んでいくと虫の鳴き声と鳥のさえずりしか聞こえず、不思議な気分になりました。

大きな遺跡を巡って疲れたときや、じっくりと時間をかけて遺跡を見学したい人におすすめな遺跡です。

急な階段が少し怖い! ピラミッド型の遺跡、プレ・ループ

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プレは「変化」、ループは「体」を意味する、プレ・ループは10世紀に、ラージェンドラヴァルマン王によって建立されたヒンドゥー教の寺院です。この遺跡は、かつて境内で火葬を行なっていたとか。夕日が美しい場所としても有名です。

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この遺跡の見どころは、最上部から見渡せる景色。サンセットだけではなく、昼間に景色を眺めても清々しい気分になれます。しかし、階段が急なため、転落には十分気をつけたいところ。

また遺跡の塀も崩壊が進んでいて、神秘的な雰囲気。この塀の中を散策していると、違う世界に迷い込んだ気分になりました。

600年間にわたり繁栄したアンコール王朝。その遺跡群は大小700にも及ぶため、小さな遺跡までくまなく見て回るのは、一度のカンボジア旅行では難しいかもしれません。しかし、アンコール・ワットの小回りコースを巡れば、4〜5時間程度で有名な遺跡を見学できますよ。もっとアンコール・ワットの遺跡を見たいようなら、大回りコースに申し込み、トゥクトゥクに乗ったり、ガイドと車で一緒に遺跡を巡るのもいいでしょう。

[Photos by Shutterstock.com & Ayami]

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TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

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