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絶対に痩せたい!…胃に風船を入れるダイエット治療が再注目される理由

昨年もさまざまなダイエット方法がニュースになりました。しかし、あまりにも多く紹介されたせいか、すでに記憶が曖昧です。結局、なにが一番効果がありそうだったのか…?

2017年、編集部が見聞きしたなかで最もインパクトがあったダイエット方法が『調節性胃内バルーン治療』というもの。胃のなかに、直径10㎝ほどの生理食塩水で満たされたバルーン(風船)を入れて胃の容量を小さくしてしまう治療法です。

昨年、3月放送「スゴ腕の専門外来SP」(TBS)などをはじめメディアで紹介され話題に。胃カメラを飲むのに四苦八苦した経験のある筆者は(こ、これは痩せそうだわ…)と衝撃を受けると同時に、胃にバルーンを入れ続ける違和感たるやどれほどのものかと気になっていました。

実はこの、胃にバルーンを仕込み体重減量効果につなげる“胃内バルーン留置術”は1980年代にすでに開発されていました。しかし体重減量の効果が低いうえに合併症が頻繁におこるなどの理由で下火に。ニューズウィーク日本版 2008-03-26 発売
Fujisan.co.jpより

一度は廃れかけた治療法が、今、再び注目されている理由や日本人の特有の肥満体質について「湘南美容外科グループ SBC湘南メディカル記念病院」(墨田区)の消化器内科部長 春山晋医師に伺いました。

 

興味深々!『調節性胃内バルーン治療』とは?

『調節性胃内バルーン治療』は、通常の食事制限や運動など健康的なダイエットが難しい方向けに利用される治療の一つで、シリコン製の「Spatz3」というバルーン器具を胃の中に入れて膨らまし、胃の内容量を小さくして一度に食べる食事の量を減らす治療法です。

今、再注目されている理由を一言で表せば「技術の進歩」です。空気の代りに生理食塩水を利用することや、治療期間中にバルーンのサイズを調整できるようになったことなどが、長期留置に耐えられる『調節性胃内バルーン治療』を可能にしました。

 

バルーンの容量はどれくらい?

バルーンの容量は300cc~700ccの調整が可能で、治療中に減量効果の強弱調整ができます。内視鏡を利用し口からバルーンを入れ込むので身体への負担が小さく、体にメスを入れることなく治療を受けられます。また、厳重な食事制限もありません。

留置期間は最長で12ヶ月。胃内バルーン留置期間中に、およそ現体重の10~15%程度の減量効果が期待できます。治療期間が長いので、その間に適切な食生活習慣を手に入れることでリバウンドを防ぐ目的もあります。

当医院ではBMI数値が27以上の方で、20歳以上~65歳未満の方に『調節性胃内バルーン治療』をお勧めしています。なぜなら、日本ではBMI25以上の方を肥満と定めており、日本人はBMIが25を超えると、耐糖能障害、脂質異常症、高血圧といった合併症の発症リスクが高まるからです。

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