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「宗教みたい!」里咲りさ&シバノソウが公開レコーディング実施、渋谷の地下に30人の叫び声が轟く――イベント・レポート

「宗教みたい!」里咲りさ&シバノソウが公開レコーディング実施、渋谷の地下に30人の叫び声が轟く――イベント・レポート

2017年12月29日、年の瀬の東京・渋谷の地下スタジオに約30人が集結してイベントが行われていた。

その30人は謎の単語を口にしたり、正座しながら叫び声をあげたりと、一見あやしげな新興宗教の集会のようにも見えるが、果たしてこれは一体…。

実はこのイベントは、サーキット・フェス〈フェスボルタ〉のオムニバスCDに収録される楽曲の公開レコーディング企画なのだ。

同フェスは「フェスは観るより出るほうが面白い!」をコンセプトに、主催者ジョン・ヒロボルタの携帯番号「090-6143-2407」に電話をしたらその場で全員出演決定という、“誰でも出られるフェス”。その手軽さから、ほかのイベントでは見られないアーティストも多数出演。これまで数多くの猛者たちを輩出してきた。

そのひとりである“下ネタ界の羽生くん”こと「酒井少年」の発案で企画されたのが、このオムニバスCD。イベントの第10回となる〈フェスボルタ ランド〉が1月21日に渋谷で行われることを記念して企画された音源だ。

■噂の人物たちも集結

公開レコーディング企画には酒井のほか、フェスボルタがきっかけで音楽活動を始めるようになった“フェスボルタの歌姫”こと現役女子高生シンガー・ソングライターのシバノソウ、そして8月のフェスボルタで「ネオカイザー旋風」を巻き起こした里咲りさが登場。さらにジョン・ヒロボルタのほか、シバノのバンドでベースを務めるキネボルタといった、フェスボルタの運営に携わる人物たちも姿を見せた。

この日レコーディングを行ったのは、オムニバスCDのためにシバノソウが作詞作曲し、酒井がアレンジした「フェスボルタのテーマ」、中学2年だったシバノが人生初のステージで歌った幻の曲「〜DEATH WORD〜」(昭和の死語を歌詞にした楽曲。作詞作曲:佑村河内攻)、そして個人事業主として里咲が経営する会社「フローエンタテイメント」の“社歌”の計3曲。集まった約30名のファンもコーラスとして参加した。

■宗教みたい!

イベントがはじまり、最初に行われたのは「フェスボルタのテーマ」のレコーディング。「右も左も変な人ばっか」「電話1本で世界は変わる」と、まさに同フェスを象徴するような歌詞が並ぶ楽曲。

シバノは「中2の最初か中1の最後に連絡して出会ったのが(主催の)ジョンさん。それから活動をはじめて、5年くらいになったので、フェスボルタのテーマを作りました」と説明。さらに「好きな人に振られましたって(ジョンに)電話して…いまとやってること変わらないですけど。当時、誰も信じられなくなって、家にあったサブカルクソ雑誌(TVブロス)に電話番号が載ってたので電話したんです」と、当時を振り返った。

レコーディングを開始するやいなや、いきなり録音用のパソコンがフリーズするアクシデントも。そんな状況とは裏腹に、高すぎるテンションの酒井。しかしその一方で、録音に関しての説明が少なかったためか、ファンたちは戸惑いがちな表情を見せていた。

シバノは「帰りたーい」と嘆きつつも、「みんな戸惑わないで!そういうイベントに足を踏み入れたのはみんななんだから!」「自分はキチ●イだと言い聞かせてやっていきましょう!」と呼びかけ、なんとか1曲目の録音が終了。シバノは「やばーい!宗教みたい!」と率直な感想を述べていた。

■もう少し社畜感を

続いて登場したのは里咲。イベントの空気を察知してか、「不安100%でこの場に来まして、予想通りだった」とコメント。「今年最後の現場って人もいるかと思うんですけど、私自身も貴重な経験と思い、来年に向けて気合を入れていく所存でございます!よろしくお願いします!」と、どこか投げやりにあいさつした。

「ポイントはバカになること。IQ1くらいの気持ちで臨んでください」という里咲のアドバイスを受けて、「フローエンタテイメント社歌」のレコーディング開始。1テイク目を録り終えたあと、里咲が「もう少し社畜感を出してもらえたら」と”指導”して2テイク目へ。ここではファンの「正座してみたら雰囲気が出るんじゃないか」という発案を受け、全員床に座ってコーラスを行った。

ここでも納得がいかない様子の里咲は「もっと腹からいける!魂の叫びを聞かせてくれ!わたしに魂のカルパス(歌詞)を聴かせてください!」と情熱的に訴え、3テイク目を録音。これには「1200点!!今年のレコーディングのなかで一番よかった!」と太鼓判を押し、同曲のレコーディングは終了した。

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