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愛車のマスタングたちと、夫婦一緒の時間を満喫しています

車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは『どんなクルマと、どんな時間を。』?

▲取材した日も2人でイベントに参加していた高野さん夫婦。それぞれの愛車は多くの人から注目されていた

▲取材した日も2人でイベントに参加していた高野さん夫婦。それぞれの愛車は多くの人から注目されていた

マスタングがつないでくれた気の置けない仲間たち

おそろいの洋服に身をつつむ「カップルコーデ」の夫婦は珍しくないかもしれない。しかし、お互いが乗る車がお揃いとなれば、話は別だ。

高野さん夫婦の車所有は、そんな少し変わった形。しかも、その車はアメリカンマッスルカーを代表する『マスタング』だというから驚きだ。

ご主人の雄太さんは、ファッションからも分かるように、アメリカンテイストが大好き。子供のころに父親と一緒に見た映画「アメリカン・グラフィティ」に影響を受け、50~60年代のオールディーズナンバーや雑貨に入れ込んだという。

雄太さんは、もともとはサーキット走行もこなすバリバリのスポーツドライビング派らしく、過去にマツダ ロードスターやマツダ RX-8といったスポーツカーを乗り継いだのだとか。

趣味嗜好はアメリカンでも、車だけは「日本車の方が安心、アメ車は燃費も悪いし壊れやすい」と否定的だったという。

しかし、妻の寛子さんが購入した『フォード マスタング』の助手席に乗ってから考えが変わったという。まだ結婚する前の話だ。

ちなみに、寛子さんはまったくアメリカ文化には興味がなく、購入理由は「見た目がかっこ良くて一目ぼれしちゃったから」と話してくれた。

雄太さんいわく、「“ドロドロ”というV8独特の低いエンジン音にやられた」とのこと。思ったよりも燃費もよく、旋回性能が高いことにも驚いたらしい。

元々がアメリカ好きの雄太さん。好きになったらこだわりは強く、『BOSS 302』という限定車を手に入れた。アメリカからの並行輸入車で、日本ではかなりの希少車だ。「ちょっと嫉妬しました」と寛子さんは笑う。

▲結婚式のために仲間たちが作ってくれたというアルバム。2人の大切な宝物だ

▲結婚式のために仲間たちが作ってくれたというアルバム。2人の大切な宝物だ

イベントやツーリングになると決まって2台で出かける。雄太さんは「自分の車のバックミラーに映る妻のマスタングを見るのが大好きなんです」と話してくれた。

マスタングに乗り始めてからは付き合う友人の幅が広がったという。根っからのアメリカ好きも相まって、いまでは家族ぐるみで付き合うようになった気が置けない仲間たち。

「私たちの結婚式のために、2人のマスタングを被写体にしたアルバムを作ってくれたんです!」とうれしそうに見せてくれた。

雄太さんは、もしマスタングに出合わなければ、今とは全く違う生活になっていたと感じているらしい。「今の仲間たちとも、人生が交わることはなかったでしょうね」と話す。

寛子さんに言わせると「マスタングも家族みたいなもの」。2人と2台は家族になったと言った方がいいかもしれない。

「ガソリン代や税金はかかるけど、好きなんだからしょうがない。むしろマスタングのために仕事も頑張れる」と語る高野さん夫妻。

その愛情は、確かに家族に向けられるそれに近いものだった。

▲手にしているのはマスタングのエンブレムにある野生馬のぬいぐるみ。お揃いでそれぞれの車にのせている

▲手にしているのはマスタングのエンブレムにある野生馬のぬいぐるみ。お揃いでそれぞれの車にのせている

どんなクルマと、どんな時間を?

マスタング(3代目)と、大切な家族と過ごすような時間を。

アメリカンマッスルカーの代名詞。初代をモチーフにしたエクステリアはロングノーズ&ショートデッキスタイル。一目でマスタングとわかる伝統的なデザインでありながら現代的でもある。搭載されるエンジンは4LのV6と4.6LのV8の2種類

▲こちらは夫・雄太さんの車。こだわって見つけた限定車のため、大変気に入っているという

▲こちらは夫・雄太さんの車。こだわって見つけた限定車のため、大変気に入っているという

▲こちらが妻・寛子さんの車。とにかく見た目がかっこ良かったため、一目ぼれして購入したという

▲こちらが妻・寛子さんの車。とにかく見た目がかっこ良かったため、一目ぼれして購入したという

▲愛車は……

▲愛車は…… この車を探してみる 「どんなクルマと、どんな時間を。」過去の記事はこちらtext/コージー林田

photo/山本佳代子

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