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テリー伊藤流! フォルクスワーゲン タイプIIで「不便さを楽しむ」という究極の贅沢

▲軽自動車からスーパーカーまでジャンルを問わず大好物だと公言する演出家のテリー伊藤さんが、輸入中古車ショップをめぐり気になる車について語りつくすカーセンサーエッジの人気企画「実車見聞録」。誌面では語りつくせなかった濃い話をお届けします!

▲軽自動車からスーパーカーまでジャンルを問わず大好物だと公言する演出家のテリー伊藤さんが、輸入中古車ショップをめぐり気になる車について語りつくすカーセンサーエッジの人気企画「実車見聞録」。誌面では語りつくせなかった濃い話をお届けします!

頼りなさや不便さを楽しみたい

今回は、「ガッティーナ」で出合ったフォルクスワーゲン タイプIIについて、テリー伊藤さんに語りつくしてもらいました。

~語り:テリー伊藤~

ワーゲンバスの人気が高まっていますね。

数年前までは割と手頃な価格で売られていたのに、今じゃ1967年までのアーリー(T1)で程度のいいものだと500万円を軽く超える価格が付けられていることも珍しくありません。僕にとっていつか乗ってみたい車なだけに、気が気じゃないですよ(笑)。

今回見つけたのはアーリーレイトと呼ばれる1969年式のタイプII(T2)で、フォルクスワーゲンのキャンピング仕様を長く作り続けるウエストファリアのモデル。人気があるタイプですね。

フォルクスワーゲン タイプII(Photo:柳田由人)

お邪魔した「ガッティーナ」の酒井社長いわく、「5年前にアメリカから入ってきたもので、当時はものすごくきれいだったのですが海のそばで乗っていたのでボディがだいぶ錆びてしまった」そう。

僕の読みでは150万~200万円ほどかければキレイな状態にできると思いますが、あえて今のままで乗るのもカッコいいんじゃないかと思いました。

フォルクスワーゲン タイプII(Photo:柳田由人) フォルクスワーゲン タイプII(Photo:柳田由人) フォルクスワーゲン タイプII(Photo:柳田由人)

キャンピング仕様といっても、インテリアは洒落っ気のないベニヤとテーブルがあるだけ。人によっては「昔の食堂」のように感じるかもしれませんね。

でも僕は声を大にして言いたい。この雰囲気だからいいんです!

この車がまだ新しかった頃であれば、人々は中を見て「味気ない」と思ったかもしれません。

でも人間は面白いもので、みんなが豊かになると逆に不便さを楽しむことがステイタスになります。大きな別荘を持つことができる富裕層が馬で荒野に出かけ、たき火をしながら一晩星を見ながら過ごすなんて、その象徴でしょう。

フォルクスワーゲン タイプII(Photo:柳田由人) ▲やっぱり雰囲気があるよね!
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