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遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
シュルレアリスムの巨匠サルバドール・ダリ。今年に入って、彼の娘だと主張する女性の申し立てを受け、7月下旬にスペインのダリ劇場美術館に埋葬されたダリの遺体がDNA鑑定のために掘り起こされるというニュースが世界で話題になりました。死して尚、彼がアートの世界に与えた影響力と独創的な作品は世界中の人を魅了して止みません。

今回は、スペインの奇才サルバドール・ダリが晩年を過ごしたスペインのカダケスにあるダリの家についてご紹介します。

ダリの愛した夏のリゾート地カダケスに佇むダリの家

第2次大戦期には戦禍を避けてアメリカに移り住んだダリは、1948年故郷のスペインに帰国しました。そこで居住地として選んだのは、フランスとの国境にほど近いリゾート地、カダケスという名の町でした。この場所はダリがのちの妻となるガラと初めて出会った場所でもあり、そこでダリはガラとともに彼女が亡くなる1982年までの間創作活動に励みました。

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
ダリの家はカダケスの中心部から徒歩20分ほど離れた入江Port Ligat(ポートリガット)に位置しています。もともと漁師の家族が住んでいた住まいを購入し、 卵の家の愛称でも知られるダリの家を完成させました。

予約必須!ダリの家見所紹介

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
ダリの家は完全予約制で、毎回決められた人数がガイド付きで見学できるようなシステムになっています。部屋の中に入ってまず迎えてくれるのは巨大なシロクマの像。入り口からダリワールド全開です。

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
こちらはダリとガラの寝室。寝具の色使いや小物など、ダリとガラが当時を過ごした様子を垣間見ることができます。

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
ダリのアトリエでは、未完成の作品や絵の具がそのまま残されており、創作活動中のダリの息遣いが聞こえてくるような臨場感を味わえます。窓の向こうにはダリがこの場所をこよなく愛した最大の理由でもある、地中海の穏やかな海が広がっています。

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
アトリエを抜けると壁一面に貼られた生前のダリの写真を見学することができます。数多くの著名人との写真が、ダリの交友関係の広さを伝えてくれます。

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
数多くの写真の中でも一際目を引くのはダリの妻であり、彼のミューズでもあったガラの写真。彼女の存在はダリの人生にとってかけがえのないものであり、1982年に彼女が息を引き取った際にはダリは激しく落ち込み、その後一切の絵画制作を辞めてしまうほどでした。

遺体は何を物語る?スペインの奇才、サルバドール・ダリが愛した卵の家
家の外もダリ色の濃いオブジェを楽しむことができます。家の別名「卵の家」の由来となった卵のオブジェがあちこちに置かれていたり、レンガや瓦などで作られた巨大な「瓦礫のキリスト」があったり、プールサイドにはイタリアピレリー社の看板があったりと、どこに目をやってもユニークなアイテムを見つけることができます。

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