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【酷い】美人カレー研究家女性が「インドではナンを食べません」と断言 / いや普通に食べますよ

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美人カレー研究家女性が、テレビ番組で「インドではナンを食べません」と断言し、それを信じてしまった日本人がツイッターで豆知識のごとく拡散するという負のスパイラルが発生している。

・美人カレー研究家の一条もんこ先生
「インドではナンを食べません」と断言したのは、美人カレー研究家の一条もんこ先生。彼女はテレビ東京のグルメ番組「カレー放浪記」に出演し、そう断言したのだ。カレーの知識が豊富なことで人気があることは認めるが、「インドではナンを食べません」と断言するのはさすがに嘘であると「断言」せざるを得ない。

・事実である部分もある
一条もんこ先生は、インドでナンを食べない理由として「ほとんどの一般家庭にナンを焼くためのタンドール窯がないため」としている。確かにタンドルー釜は一般家庭に少ないし、それは事実である。しかしタンドール窯がある一般家庭も普通にあるし、そもそも彼女はインド文化の大きなポイントを知らない。

・ナンを購入して持ち帰り
ナンは個人経営のインド系パン屋が大量生産して激安価格で販売しており、多くの家庭がそのナンを購入して持ち帰っているのである。インド系パン屋によっては、チャパティやパロタなど複数のインド系パンを販売している。ちなみに、焼きたてのナンは乾燥を防ぐため新聞紙などで包んでくれるのが普通だ。飯時になると、親からお使いを頼まれた少年がナンを買いにやってくる姿を見ることもある。

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・タンドール窯を置いてある店もある
また、彼女が発言した「屋台や軽食を食べられる飲食店にはタンドール窯はない」というのも間違いで、しっかりタンドール窯を置いてある店もあるし、タンドール窯がなくてもナンをしっかり提供してくれる大衆食堂もある(もちろん観光客相手の店ではなく現地人が使用する激安食堂)。

・インド旅行もほんの一部にしか行ってない?
おそらくだが、一条もんこ先生はウィキペディアやカレー情報サイトなどのデータだけで知識を得て、本当のインドというものを知らないのではないだろうか。インドに行ったことがあるならば、そんな間違ったことは言わないはずだが……。もしかすると、インド旅行もほんの一部にしか行ってないのかもしれない。

なので彼女の発言を正すならば「インドではナンよりチャパティ(ロティ)のほうがより多く食べられている」ということになる。もしかすると、テレビ局側に極端な言い方を強いられたのかもしれないが、それならば、そこはカレー研究家として断ってほしかった。

・彼女が紹介する店はどこも美味
ただし、彼女の名誉のために言っておくが、「インドではナンを食べません」と断言してしまったこと以外は非常にマトモな内容のブログを書いており、彼女が紹介する店もなかなか美味しい店ばかり。カレー文化の発展のため、多くの人たちに美味しさを提供するため、彼女の今後の活躍に期待したい。

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もっと詳しく読む: 美人カレー研究家女性が堂々と嘘をつく「インドではナンを食べません」(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2017/12/31/india-naan/

※写真はイメージです

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