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映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、あるシーンがAMCシアターズに注意書きを貼らせる結果に

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の多くの側面が多くのファンの反応を引き起こしているように、AMCシアターズはライアン・ジョンソン監督が手掛けたある演出に対処する必要性に気づいた。

超大作である同作には、あるシークエンスにおけるアクションを強調するため、音声を完全にカットしている10秒の部分がある。伝えられたところによると、音声の欠落は観客が混乱するポイントとなっており、AMCは、その沈黙が意図的な選択ではなく技術的なミスによって起こったものだと観客が信じていると語った。

あらゆる誤解を解消するため、AMCは劇場内に「ご注意ください。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』には、上映開始からおよそ1時間52分の時点ですべての音声が10秒間止まるシークエンスがあります。映像が続く一方で何も聞こえませんが、クリエイティブな効果を狙った監督によって意図的に行われたことです」という注意書きを掲示した。俳優のポール・シェアーは自身のFacebook上で、この注意書きの写真を共有した。

映像と音声のエフェクトの連発が2時間に及ぶ上映中、ずっと劇場を満たしていることを考慮すると、この混乱は理解できるものであり、同作のビジュアル・エフェクトの管理者ベン・モリスは、このエフェクトは映画『スター・ウォーズ』シリーズにとって初めてのことだと語った。

モリスは、「我々は、ストーリーの短い間(ま)だけでなく、印象的なビジュアルとして、このエフェクトが有効であることを期待していたし、あの沈黙の中で悲鳴や喘ぎを聞いた時は、ただ素晴らしかった」と、Colliderによるインタビューの中で語り、「我々はうまくいったと思った。過去の『スター・ウォーズ』では本当に一度も起こらなかったことだ」と、続けた。

AMCはこれまでにも、同作に関する音声問題でニュースになった。一般劇場公開の前にカリフォルニアのバーバンクで行われたプレミア上映で、同作は10分以上に渡り音声なしで上映されたが、同劇場は上映のやり直しを拒否した。常連客に同じ劇場の別の上映に移るか、同エリア内のほかのAMCに移ることを提案したが多くのファンの怒りは収まらず、結果的には現場を鎮めるために警察も呼ばれた。

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