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映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のユーザー評価、ボット(自動プログラム)によって歪曲か?

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映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が染まっていると言われる、いわゆる「フェミニスト政策」。これに不満を感じたオルタナ右翼のファン・グループが、米国の有力な映画批評サイトRotten Tomatoesのユーザー評価を操作したという報道に対し、同サイトはナンセンスだと主張している。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、批評家による満足度は92%に達し「新鮮と認定(Certified Fresh)」を獲得している半面、ユーザーによる満足度はたったの54%。12月21日までに13万5000人以上のユーザー評価が集計され、その平均点は、5点満点中、3.2点に止まった。この批評家と観客の評価の大きな差は、先週末にランキングが発表された時点で、すでに明らかになっていた。

米Huffington Postによれば、「Down With Disney’s Treatment of Franchises and its Fanboys(ディズニーのフランチャイズとそのオタクに対する扱いをぶっつぶせ)」という名のFacebookのグループに所属する何者かが、Rotten Tomatoesにネガティブなレビューを大量に送り付けるため、ボット(自動プログラム)を使ったという。『スター・ウォーズ』のプロデューサーらが、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)やポー・ダメロン(オスカー・アイザック)などのキャラクターを骨抜きにしたことに怒っているからだ。

Huffington Postの取材に対し、匿名のオルタナ右翼は「男性キャラクターが間抜けとして描かれることにウンザリしている」と述べ、「我々が社会を支配している時代があった。もう一度復活させたい。それがドナルド・トランプに投票した理由だ」と語った。

しかし、Rotten Tomatoesのユーザー評価が低い原因は、不満を抱えた何千人ものファンである可能性の方がはるかに高い。Rotten Tomatoesのセキュリティ・チームは、評価が改ざんされた証拠は、一切検知されていないと述べている。

Rotten Tomatoesのある代理人は、「『スター・ウォーズ』シリーズのファンはとても情熱的であり、ユーザー評価の投稿数は強烈な伸びを示している」とコメントした。投稿レビュー数は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に匹敵するという。

代理人は続けて、「批評家とユーザー評価の信頼性は、Rotten Tomatoesのビジネスにとって極めて重要だ。セキュリティ、ネットワーク、ソーシャル、データベースの専門家チームが、常にプラットフォームを監視している」と述べた。

真相はどうであれ、Rotten Tomatoesの低いユーザー評価は、今のところ興行収入にはほとんど影響していない。米ウォルト・ディズニーとルーカスフィルムが製作した本作は、たった6日間の世界公開で総興行収入6億ドルを超える勢いだ。

Rotten TomatoesはNBCユニバーサル傘下のファンダンゴの一部。2016年に米ワーナー・ブラザースから買収された。

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