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MITによる自律型ボートの実証試験プロジェクトが蘭アムステルダムで進行中

オランダの研究機関「AMSインスティテュート」と米マサチューセッツ工科大学(MIT)、蘭デルフト工科大学らの共同研究プロジェクトは、首都アムステルダムにおいて、世界初となる自律型ボートの実証試験プロジェクトに取り組んでいる。

・アムステルダムの運河で自律型ボートをテスト走行

アムステルダムは、その面積の約25%を水が覆い、100キロメートルを超える運河が流れる都市。

道路や橋といった既設のインフラが非常に混み合うため、自動車の利用を減らし、都市部の渋滞を緩和する手段として、ヒトの移動や物の運搬に水路を活用したいとのニーズがあるという。

そこで、このプロジェクトでは、アムステルダムを“実験の場”として、「Roboat(ロボート)」と呼ばれる自律型ボートの実証テストを実施する計画。

「Roboat」は、輸送用ボートとして、アムステルダムに広がる運河のネットワークを通じ、ヒトや物を効率的に移動させるのみならず、複数を連結させて水に浮かべ、オンデマンド型の橋や臨時ステージとしても利用する。

また、環境センサーを搭載することによって、大気や水の汚染レベルを測定し、都市の衛生状態や環境を可視化する機能も備える方針だ。

・近い将来、沿岸地域で自律型ボートの活用が広がる!?

現在、世界人口のおよそ6割が、沿岸、河岸もしくはデルタ地帯で生活しているとみられている。

物資の輸送、人々の移動、大気や水質のモニタリングという3つの機能を備えた「Roboat」の実証テストやその結果分析は、多くの他の都市にとっても、興味深いものとなるだろう。(文 松岡由希子)

MIT/AMS

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