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新車を買ったことで改めて見えた中古車の素晴らしさ。特に、中古のボルボ V60とか

▲初めて新車を買ってみたことで、その良さを十分理解した筆者ですが、それと同時に「中古車ならではの素晴らしさ」も改めて見えてまいりました

▲初めて新車を買ってみたことで、その良さを十分理解した筆者ですが、それと同時に「中古車ならではの素晴らしさ」も改めて見えてまいりました

ビカビカの新車はアウトドア趣味には不向き?

「輸入中古車評論家」を自称し、これまで数え切れないほどの数の中古ガイシャを購入してきた不肖筆者。しかしこのたび思うところあって国産車の、しかも新車を、生まれて初めて購入した。

買ったのはスバルのXVという車なのだが、XVそのものに関するウンヌンはさておき、とにかく新車と名が付くものを買ってみて思ったのは、「やはり中古車には中古車の良さが確実にある!」ということだった。

や、「内外装の美観」については言うまでもなく新車の圧勝であり、いわゆる「安全性」に関しても新車の大勝利だ。年式古めの中古車は、最新世代の安全技術にはほぼ太刀打ちできないと断言できる。

しかしある種のケースでは……具体的には「何らかのアウトドア系趣味のために車を買う」という場合には、実は新車より中古車の方が良いのではないか? とも思うのだ。

なぜかというと、ビカビカの新車に乗っているとどうしても「汚したくない」「キズを付けたくない」的なセコい思いが本能的に立ち上がってしまい、それが、本来は車のことなど気にせず打ち込むべき野外活動に多少の影を落としてしまうからだ。

▲11月20日に納車となった筆者のスバル XV 2.0i-L

▲11月20日に納車となった筆者のスバル XV 2.0i-L

中古車だからこそ、ある意味「自由」を謳歌できる

筆者個人の例で具体的にお話ししよう。

筆者は釣り、英語で言うところのフィッシングなる野外活動を愛好している。そのため数年前、ルノー カングーという箱型の車を中古で購入した。

ご承知のとおり、釣りというのは少々の荒れ地を車で通過しつつポイントへ到着する場合が多い。で、首尾よく釣れた場合には魚をクーラーボックスに入れ、それを荷室に積み込むことになる。

……そうするとですね、車のあちこちに小キズが付いたり、車内が妙に生臭くなってしまう可能性も大いにあるわけですよ。

もちろんそれなりに気をつけていたので、結論として釣りに起因するキズや異臭は発生させずに済んだ。しかし正直申し上げれば「ま、多少キズが付いたりしてもいいや」とは思っていた。

なぜならば、なかなかキレイな中古車ではあったが、とはいえ中古品なので「それなりの使用感」みたいなものは元々存在していたからだ。それゆえ、その上にさらなる使用感が多少プラスされたとしても「ま、仕方ないか……」ぐらいには思えるものだ。あきらめが付きやすいといいますか。

このような気安さというか気楽に付き合える点が、中古車の美点のひとつなのだ。

▲ちょっと前まで筆者が乗っていた08年式ルノー カングー。この写真はそれなりに開けた場所で撮影したが、ここへたどり着くまでは、狭くてボコボコの道を延々と走っていた

▲ちょっと前まで筆者が乗っていた08年式ルノー カングー。この写真はそれなりに開けた場所で撮影したが、ここへたどり着くまでは、狭くてボコボコの道を延々と走っていた

しかし、ビカビカの新車となるとそうはいかない。

中古のカングーに乗っていた頃は、すべてに対してのんびり構えていた不肖筆者。釣り場に行く際は強烈な笹ヤブ道を平気で走り回り、同乗者がスナック菓子を車内でこぼしても「あ、ぜんぜん気にしないでいいよ!」とかなんとか言っていた。

しかし新車のスバル XVに乗る私は別人だ。

やや狭い駐車場に止めれば「……隣の車からドアパンチされるんじゃないか?」と疑心暗鬼になり、同乗者が車内にスマホを置こうとすれば「あっ、そこには置かないで! 内装にキズが入るから!」などとキイキイ声を上げている。

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