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“すき間風”吹く夫婦仲。「スマホ」使って劇的改善?――山口拓朗の「夫婦円満法」

今年で結婚20年目。2度の離婚危機を乗り越えて、今ではお互いが相手を認めて応援し合い、それぞれのビジネスを発展させている山口拓朗さん、朋子さんご夫婦。拓朗さんは文章の専門家として、これまでに著書を10冊以上出版。奥様の朋子さんは主婦の起業を支援するオンラインスクール「彩塾」の塾長として、これまでに600名以上の門下生を輩出。2016年から夫婦そろって中国での講演をスタートさせるほか、「夫婦コミュニケーション」をテーマにした講演活動にも力を入れています。

そんな山口拓朗さんが自身の経験から編み出した「夫婦円満法」を公開するこのコーナー。第9回は「『スマホ雑談』で夫婦仲の挽回を図ろう」です。

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「共働き」によって会話量が減った?

時代は、女性が家を守る「専業主婦の時代」から「夫婦共働きの時代」へと変化を遂げつつあります。出産後に女性がアルバイトやパートに出るケースは増え、近年では、インターネットなどを活用して起業するケースも増えてきました。

「共働き」によって家計が潤うのは大きなメリットといえるでしょう。また、女性が働くことによって、「育児ストレスから解放される」「生活に変化が生まれてリフレッシュできる」といった精神面でのメリットも見逃せません。

一方で、夫と妻、それぞれ働き方のサイクルが異なるため(お互いに忙しいため)、「以前よりも会話量が減った」「以前ほど夫婦で話ができなくなった」という夫婦も多いようです。家族を幸せにするための「共働き」にもかかわらず、結果的に、夫婦間のコミュニケーションが減り、関係がギスギスしてしまうとしたら本末転倒ではないでしょうか。

スマホが会話量不足の夫婦を救う?

「共働き」になると「会話量が減る」というのは本当でしょうか?筆者の答えは“ノー”です。なぜなら、わたしたちの手元には今やスマホという便利ツールがあるからです(便宜上、すべての携帯電話を「スマホ」と呼びます)。

わたしたちはメールやメッセージ機能、チャットアプリなどを使って、随時コミュニケーションを図れる状況を手にしているのです。これがひと昔前であれば、よほど重要な連絡事項がない限り、日中、夫婦が連絡を取ることはありませんでした(取る手段も限られていました)。しかし、今は違います。わたしたちは、取ろうと思えばいつでも夫婦間で連絡を取り合うことができるのです。

それにもかかわらず、スマホで小まめに連絡を取り合っている夫婦は少ないようです。「いやいや、ちゃんと連絡を取っていますよ。会社を出るときに帰るコール代りにメッセージを送ったり、子どもが熱を出したときに連絡をもらったり……意外と使っていますよ」という反論が聞こえてきそうです。

しかし、筆者の言う「連絡を取り合う」とは、そうした「明確な目的があるケース」だけを指しているわけではありません。では、どういうケースを指しているのか? それは「雑談」です。夫婦関係に限りませんが、人と人の深い関係性は、とりとめのない雑談ができる間柄かどうかが、ひとつの基準になるのではないでしょうか。夫婦での「スマホ雑談」、あなたはしていますか?

心の距離が近づく「スマホ雑談」のススメ

たとえば、ランチで食べた生姜焼き定食がおいしかったとき、生姜焼きの写真と一緒に「ランチの生姜焼き、めっちゃうまかった!」とメッセージするのです。子どもの可愛い写真が撮れたら「見て見て〜、可愛くない?」と写真と一緒にメッセージを送るのです。

メッセージを送るハードルはもっと低くてもOKです。たとえば、帰りの電車が混雑していたら「今日はひと際混雑がひどい。肩凝ったわ(^_^;)」とメッセージをする。「駅前に新しくできたこのお店、知ってた?」。「今日はおいしい蕎麦が食べたい気分」。「夏休みはどこか海のきれいな島に行きたいねえ」。「夕焼けがきれいすぎる!」。——どんなことでも構いません。それどころか、くだらないこと、どうでもいいことを含め、気づいたこと、感じたこと、考えたこと、妄想したこと……それらを小まめに夫婦で共有することが大切です。

もちろん、これは雑談ですので、相手のメッセージに対しては、前向きに“相づち”を打つのがマナーです。「へえー、おいしそうだね(*^^*)」。「今日も、お疲れさま!」。「そんなお店できたんだ。こんど行ってみよう♪」。「蕎麦もいいよね。私はガッツリ肉が食べたいけど(笑)」。「海、いいね〜。温泉付きだとなおさらGOOD👍」。「その夕焼け、オレも見た!」。気ラクな雑談ですから、絵文字もスタンプも総動員させましょう。なお、すぐに返事がないからといって相手を責めるのはご法度です(当然、誰にでも忙しいときはあるので)。送信も返信もユルユル。そこに気難しいルールを適用してはいけません。

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