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【バンドじゃないもん! インタビュー】小回りとフットワーク軽い『ミニバン!』とともにバンもん!はさらに加速していく

メンバー各人の個性やキャラが楽しめる各ソロ曲を中心に、グループ一丸で進んでいく気概十分な楽曲も交えた全8曲を収録するミニアルバム『ミニバン!』。まさにミニバンの如く小回りとフットワークの軽い今作とともに、彼女たちの走りはさらに加速する。
L→R 七星ぐみ、大桃子サンライズ、鈴姫みさこ、望月みゆ、恋汐りんご、甘夏ゆず (okmusic UP's)
──今作はミニアルバムの特性を活かし、バラエティーに富みながらも各人性を上手く出している作風が特徴的ですね。
ぐみ
「以前に各ソロ曲を出したことがあって、“もう1度、やりたいね”との話から今回の形態が実現しました。あと、結成5周年記念で出した「Q.人生それでいいのかい?」は5,555枚限定だったし、「歌うMUSIC」もライヴでやってきてるにもかかわらず、音源がふたり時代のみだったんで、今回晴れて6人バージョンで入れてみました。」
──アイドル、ロック、アニソン、ニコ動系、エレクトロ、メルティポップに雅やかな曲もあったりと、メンバー各人のソロの曲調もすごく多彩で驚きました。
りんご
「特に各々の方向性や棲み分けの話も一切なく制作し始めたんです。各人がやりたいことを自由にやった結果がこれで。今回は作詞を始め、サウンドの依頼やアートワーク等もメンバー各人が行ないましたからね。」
みゆ
「完成まで一切、他のメンバーが関与しませんでしたから。なので、完成した各曲を聴いた時には驚きましたよ。一切、テーマや曲調に被りがなかったんで。」
ゆず
「自分のパーソナルにないものを歌っている人はひとりもいないんじゃないかな。その人らしさの中に表現したいことや物語やひとつのストーリーを作り、それが曲になってますからね。」
──それぞれのキャラクターが全開でありながら、あえて多少デフォルメさせていたのも印象的でした。
みゆ
「気付いたらナチュラルに出てたって感じなんです。でも、それがきちんと出せたからこそ、ファンの方々が抱く各人への印象も裏切ってないと思います。」
ゆず
「各人、自己プロデュ-スだったんです。これまでもプロデューサーを立てずに自身でやってきたがゆえ、自分たちらしさを詰め込んだことで、それが強く出たんでしょうね。ほんと、いい意味で各人違った曲調やテーマで。改めて、バランスの良いグループだなと思いました。」
ぐみ
「そんな中、私の場合はあえて“自分が今聴きたい音楽”という視点で作ってみたんです。」
──他媒体で自身のソロ曲の解説は散々したでしょうから(笑)、okmusic UP’sでは、今お座りの隣のメンバーのソロ曲の解説や感想をお願いします。まずは、ゆずさんからりんごさんの「クッキンアイドルりん♡りん♡汐りんのテーマ」を。
ゆず
「汐りん(恋汐りんごの愛称)ワールド全開で聴いているだけで楽しくなれる曲です。ぽん(甘夏ゆずの愛称)が汐りんを尊敬している部分は、やはり恋汐りんごをやらせたら右に出る者はいない、恋汐りんごのプロだってところで。声質もいろいろと変えていて、いろいろな登場人物を使い分けている面にも注目です。1曲の中にさまざまな曲調が凝縮されて目まぐるしい展開なのにきちんと歌えてる。ほんと、すごいです。」
──汐さんには、ぐみさんの「150930」を。
りんご
「本人から“代官山や中目黒っぽい曲”と聞いていたんで(笑)、お洒落な感じだろうなと完成を楽しみにしてました。で、実際に聴いてみたら、すごく声がはまっていて。色が少なく、彩度や温度も低いんだけど、ぐみてゃんの柔らかい声質や儚い声質とすごくマッチしてました。私だったらこの曲をひとり家でゆっくりと聴きますね。」
──ぐみさんには、みゆさんの「恋はMelty time」を。
ぐみ
「切ない歌詞をあえてポップなメロディーやサウンドで伝えているところも粋な心が洗われる曲です。この曲を聴いて、私は海に行きたくなりました。しかも、夏の海じゃなく、若干肌寒い頃の人恋しい時期の海に。あと、結構フレーズも耳に残るんです。♪ゆらゆら揺れるその気持ち♪とか。歌詞もみゆちぃらしくて、嫌味がないし、うざくない(笑)。純粋な気持ちになれるんですよね。」
──みゆさんには、ゆずさんの「ピーターパン・コンプレックス」をお願いします。
みゆ
「当初はラジオで“キラキラしていた時から荒んでいくさまを歌った”と語っていたんで(笑)、“どんなんだろう?”と不安だったんですけど、前回のソロ曲がピチピチのアイドルソングだったのに対して、今回はすごく大人っぽくなって。“あぁ、そういうことか”と(笑)。MVが思い浮かぶ曲です。」
──本日不在の桃子さんの「青空に吹かす夜、晴れ渡る日」と、みさこさんの「想い出サンセッタ」はいかがですか?
ぐみ
「やはり、みさこの曲はの子さんとの組み合わせが実現したところでしょう。」
みゆ
「の子さんのヴォーカルディレクションもかなり入ったとか。いやー、この曲のキーは高いし、リズムも変わるから、歌うのかなり大変だっただろうなって。ももの曲はひと言で言うとカッコ良い! 声も合ってるし。」
ゆず
「本人は『天元突破グレンラガン』のオープニング曲をイメージしたと言ってました(笑)。戦いや向かっていく感じがする曲ですね。」
みゆ
「歌詞も初めて自分のことをきちんと書いたらしいです。詩的だし、読んでいろいろなことを考えさせられますね。」
──「Q.人生それでいいのかい?」と「歌うMUSIC(生まれかわりver.)」は、逆にみなさんの一丸性やヴォーカルのリレーションも楽しめる曲ですね。
みゆ
「「Q.人生それでいいのかい?」は“フェスで闘える曲を!”と作りました。こういった重いテーマを歌うこと自体初めてなんですけど、5周年だし、あえて歌ってみました。“私たちはいろいろなことを乗り越え、今では楽しく生きているよ。さぁ、あなたはどうする?”というメッセージが込められていて、決してネガティブな歌ではないです。今までと違う雰囲気ながらも、きちんとバンもん!らしくなっているところもポイントです。」
りんご
「「歌うMUSIC」は“生まれかわりver.”ということでアレンジも変え、今のこの6人で歌い直しました。イントロで昔のバージョンがラジオヴォイス風に流れて、そこに新バージョンがかぶさって始まる演出が個人的にも好きですね。バンもん!もここまででいろいろと変わってきたけど、逆に変わらない魂もあって、それがこの曲にはあるんです。みんなで一緒にクラップしながら明るく歌える、心が温かくなる曲です。」
ぐみ
「シリアスで新境地的な曲もあれば、従来の突き抜けてハッピーな曲もある。そこに各メンバーの個性あふれるソロ曲も入っていて、ひとりひとりも見てもらえるし、全体も見てもらえる。そんな幅広く濃密な一枚です。ぜひこれから私たちを知る人たちにも聴いてほしいですね。」
取材:池田スカオ和宏
ミニアルバム『ミニバン!』
2017年12月13日発売

PONY CANYON

【初回限定盤(Blu-ray付)】

PCCA-4609 ¥4,000(税抜)

【通常盤】

PCCA-4610 ¥2,000(税抜)
『バンドじゃないもん!パーフェクトピースコンサート2017

~日本青年館にSEY YES!を~』
12/25(月) 東京・日本青年館ホール
バンドじゃないもん!
バンドじゃないもん!:2011年、神聖かまってちゃんのドラマー・みさこが、かっちゃんとふたりで結成。“ツインドラムあいどる”として活動を開始し、12年10月にミニアルバム『バンドじゃないもん!』でメジャーデビュー。その後、メンバーチェンジを繰り返し、14年に現在の6人体制となる。15年には初の全国ワンマンツアーを成功させ、16年5月にシングル「キメマスター!/気持ちだけ参加します。」で再メジャーデビュー。アイドル戦国時代の今、ブレイクにもっとも近いと称されるアイドル界のミクストメディア。
「Q.人生それでいいのかい?」MV

https://youtu.be/mesrQgR2Sy8

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