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【住む街ガイド】小説『さよならドビュッシー』の舞台・名古屋の伏見は安らぎとミステリーが共存する街だった

小説『さよならドビュッシー』(中山七里・著)の舞台である伏見を訪れたら、安らぎとミステリーが共存する、まるでエアポケットのような街だったさよならドビュッシー 中山七里・著 607円 宝島社文庫

さよならドビュッシー
中山七里・著 607円 宝島社文庫『さよならドビュッシー』のあらすじ

16歳の遥は名古屋在住の資産家である祖父の家で、従姉妹のルシアとともにある夜、火事に遭った。過酷な運命に置かれながらもピアニストを目指す少女の周囲で起きる事件を描いた第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。商業エリアと離れたビル街に憩いの公園が広がる

「―――あたしは岬さんと一緒に白川公園で降りた。午前十時の公園は雨上がりの柔らかい陽射しに誘われて、アベックや親子連れがちらほらと集まっている」

橋本愛の主演で映画化もされたベストセラー小説『さよならドビュッシー』で、主人公・遥がコンクールの本選に向かう場面だ。

栄と名古屋駅という、名古屋市を代表する繁華街に挟まれ、南には昔ながらのアーケードがある大須商店街。交通量は多く、隙間もなくビルが林立しているけれど、周辺に比べれば人通りは少なく、白川公園という広大な緑が貴重な安らぎを与えてくれる。なんだかエアポケットのような存在だ。

ラストシーンにかけては、ここ伏見のしらかわホールでのドラマが続く。華やかなスポットライトの中のどんでん返し。名古屋の文化の中心地でもある街を舞台にすることが、そのコントラストをより鮮やかにしている。小説に登場するスポットを歩いてみよう!スポット①:白川公園白川公園。100m道路の一つ、若宮大通沿いにある都市公園

白川公園。100m道路の一つ、若宮大通沿いにある都市公園

白川公園の敷地内にはプラネタリウムを持つ名古屋市科学館や名古屋市美術館があり、休日は広い芝生エリアが近隣だけでなく市内全体から訪れる人々でにぎわう。作中で、本選当日、遥はここから車いすに乗せられしらかわホールへ向かっている。

●住所:愛知県名古屋市中区栄2
●アクセス:地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅から徒歩3分スポット②:三井住友海上しらかわホール「三井住友海上しらかわホール」は名古屋を代表するコンサートホールだ

「三井住友海上しらかわホール」は名古屋を代表するコンサートホールだ

本作ではコンクール会場として登場した。音響特性を追求し、幅と高さがほぼ同じ「シューボックス・スタイル」の形状であることも綴られている。

●住所:愛知県名古屋市中区栄2-9-15
●アクセス:地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅から徒歩5分
●TEL:052-222-7110
●営業時間:10:00~17:00
●休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)名古屋市伏見周辺の暮らしやすさについて

名古屋駅、栄、大須という3つの商業地に囲まれており、そのいずれもが徒歩圏内。アクセス面でこれ以上の場所はないと言えるだろう。ただ、コンビニはともかく、日常のちょっとした食料品を買うスーパーが身近なエリア内に存在しないのがやや難点。治安もひと昔前よりずいぶん改善された。

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文=上田奉久
写真=阿部昌也

※「CHINTAI2017年9月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
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https://www.chintai.net/magazine/

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