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トップアスリートを食事から支える! スポーツ管理栄養士になる方法を聞いた!

「スポーツ選手を支えられる仕事をしたい」または、「食べることが好きだから、それを仕事にしたい」と思っている人に注目してほしいのが、管理栄養士というお仕事。

 

学校給食や病院食の献立を考えるというイメージが強いかもしれないけど、実は今、スポーツ業界で活躍する管理栄養士が増えている。

 

そこで、プロ野球球団・千葉ロッテマリーンズで選手たちの食事を大改革し、浅田真央さん、錦織 圭さん、高梨沙羅さんなどの一流選手の食生活を支えた、細野恵美さんに、スポーツ管理栄養士を目指したきっかけ、なり方、その魅力を聞いてみた。

 

また、運動部の高校生たちに食事についてのアドバイスをもらった!

 

病院食を食べたことがきっかけで栄養学に興味をもった!

どうすればなれるの?仕事の内容は?トップアスリートの食事を支えるスポーツ管理栄養士に聞く!

 

もともと食べることや飲むことが好きだったこともあり、大学卒業後は大手の飲料メーカーに就職した細野恵美さん。

 

あるとき、仕事で病院の食事を食べてみる機会があったが、その味に愕然として、「こんな味気ない食事ではなく、人の心も身体も元気にするような食事を提案したい」と、栄養学に興味をもつようになったそう。 「栄養士の勉強をしたいと考えて、大学時代に所属していたラクロス部の監督に相談しました。

 

すると『ずっとスポーツをやってきたんだから、食べることとスポーツをつなげられないの?』と言われ、いろいろ調べたところ、『スポーツ栄養学』という分野があることを知ったんです。

 

スポーツが大好きだけどアスリートになる才能はない私が、スポーツを仕事にできるなんて、『これだ!』と進むべき道がはっきり見えました

25歳のとき、会社を退職して、スポーツ栄養学が学べる専門学校に入学。大手企業を辞めるなんて当然、まわりは大反対したのに、細野さんの意志は固かった。

 

しかし、当時、スポーツ栄養学の知識を生かせる世界は狭き門で、仕事として成り立たせるのは難しいと言われていた前途多難な道。

 

実際、2年次の秋に就職活動を始めたものの、ほとんどの求人は一般の栄養士。

 

厳しい現実を思い知らされながらも、「できれば地元の千葉で働きたい。大ファンの千葉ロッテマリーンズで栄養士を募集していないかな」と思っていた細野さんの目の前に、突然、天使が舞い降りてきたという。 「バイト先へ行こうと電車に乗ったら、2メートルも離れていないところに、ロッテのボビー・バレンタイン監督が立っていました。

 

あとで冷静に考えてみたらありえない話ですが、興奮してしまった私は、これは神さまが与えてくださったチャンスだと思って、無謀にも話しかけたんです。

 

『私は今度の春に専門学校を卒業するので、栄養士として雇ってください』。

 

すると、超ラッキーなことに携帯電話の番号を教えてくれたんです。

 

その頃、ロッテには栄養士がおらず、監督自身が選手の食事を改善する必要があると感じてくださっていたそうで、本当に運命の出会いでしたね」

 

その後、教えてもらった携帯に電話をかけたが、忙しい監督はなかなか出てくれず、20回以上も電話をかけて、運良くつながった時は「私にチャンスをください」と何度も頼んだ。

 

すると、ようやくスタジアムの近くのカフェで会う約束をしてもらえた。

 

最初はしどろもどろだったが、会うたびに栄養士として自分ができることをくり返しアピール。

 

数回めに会った時、ついに『オーケー。アシタ、スタジアムニキナサイ』と言われ、雇ってもらえることになったというからスゴイ。

 

細野さんの熱意が伝わったのだろう。

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