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刀匠が本気で考えた「日本刀アイス」

刀匠が本気で考えた「日本刀アイス」

岐阜県関市に新名物が誕生した。その名も「日本刀アイス」。まず斬新さに目がいくし、味も気になるところ。でも、注目してほしいのは、やっぱり“刀の再現度”だ。

切れないけど
ちゃんと、刀のカタチ

刀匠が本気で考えた「日本刀アイス」刀匠が本気で考えた「日本刀アイス」

けっこう本格的!

味はこしあん味と上之保ゆず味の2種類。「葛(くず)」がベースになっていて溶けにくいのが特徴だ。柄(つか)とアイスのなかに入っている芯棒こそ食べられないものの、柄を握る手を防御するための鍔(つば)は、チョコレートでコーティングされたクッキーになっている。

一振り1000円(税込)。大量生産が難しいため、現在は「和菓子処 関市 虎屋」と「関サービスエリア」の2ヶ所で少量ずつ販売されている。今のところは「手に入ったらラッキー」くらいの感覚のほうがよいのかもしれない。

なんで日本刀?

突然だが、この動画をご存知だろうか。2年ほど前に世間をザワつかせた関市のPR動画「もしものハナシ(刃無し)」だ。

「もしもこの世に刃物がなかったら」という設定で苦心する人々を描いているのだが、この動画のラストにもあるように、岐阜県関市は「日本一の刃物のまち」。刃物製品出荷額はダントツで日本一。鎌倉時代から日本刀の産地として栄えたまちなのだ。

…ということを念頭において、もう一度アイスに話を戻す。

「日本刀アイス」のはじまりは
高校生の素直な気持ち

刀匠が本気で考えた「日本刀アイス」

「日本刀の形をしたアイスクリームがあったらいいのにな」

関市の「ジュニアビジネスプランコンテスト」で、高校生がこんなことを考えた。そして、その想いと自由なアイデアに心を動かされた地元の若手経営者が名乗りを上げ、商品化がスタート。

 

応援の輪はどんどん広がって…刀匠が本気で考えた「日本刀アイス」

和菓子職人、食品メーカー、部品の専門家。そして、刀匠の二十六代藤原兼房氏まで!各分野のプロフェッショナルが集い、考案されたのが「日本刀アイス」。日本刀の刀身は、長く、細く、薄く、反りがあり、そして艶やか。そのすべての表現にとことんこだわった、関市が誇る刃物クオリティのアイスなのだ。

岐阜県関市といえば…
やっぱり刃物!

高校生の想いから走り出し、その輪が広がってカタチになった「日本刀アイス」。ということで、やっぱり最後は、つくり手の想いをご本人の言葉で紹介したい。

 「日本刀アイスは、高校生の地域の将来を想う気持ちから生まれました。関市ではいま、五郎丸の仏像、モネの池、宙に浮く川など、絶景珍景が話題になっています。それは関市民として、とてもうれしいことです。しかし、何と言っても関市は刃物の歴史が深いのです。誰もが知る刃物の産地です。関市が、地域の宝として大切にしている日本刀も、もっともっと知ってほしい。そこで、みんなが大好きなスイーツで、楽しみと話題を提供し、たくさんの人が関を訪れるきっかけになってくれたら、と願っています」。

Licensed material used with permission by 日本刀アイス,もしものハナシ

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