運転しながらスタバのコーヒーをオーダー! GMが自動車業界初のコマースプラットフォームを解禁

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技術の賜物か、ニーズの変化によるものか。近年の自動車の進化には、目を見張るばかりだ。単なる交通手段から、快適性と利便性を備えた移動ツールに、生まれ変わろうとしている。

大手自動車メーカーGM(ゼネラルモーターズ)の提供するサービスは、実に便利だ。つい先日、自動車業界初となるコマースプラットフォームを解禁。車両搭載型コンピューターを介して、安全に手早く、商品の注文やオンデマンド予約ができるようになった。

・画面のアイコンから店舗を選択

このプラットフォームは、運転席中央部のコンピューターに内蔵。画面に表示されているアイコンから店舗を選んで、オーダーするシステムだ。コーヒーの注文から、ホテルの予約、レストランのテーブルチャージまで、車の中からすべて指一本で実行できるというわけだ。

現在提携しているのは、スターバックス、ダンキンドーナツをはじめ、Wingstop、TGI Friday、Shell、ExxonMobil、Priceline.com、Parkopedia、IHOP、Delivery.comなど多数。GM自体もベンダーとして参加しており、部品の交換依頼や、各種割引など、自社サービスをここから提供している。

システムは機械学習によって、ドライバーの位置を手掛かりに、最も近い店舗やガソリンスタンドを検索する。急な燃料補給や食料調達にも、十分対応可能だ。

・今後400万台に展開予定

本プラットフォームは、2017・2018年モデルのChevrolet、Buick、GMC、Cadillac搭載の車両中央コンピューターに適用されるとのこと。今後12~18か月を目処に、400万台のGM車両で展開する予定だ。

日本への上陸も期待したいところだが、今は歩きスマホやながら運転に対する規制が、ますます厳しくなっている状況。その分、簡単にはいかないかもしれない。

General Motors Official Global Site

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