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あれ?・・・最近長毛になってきた?!5階の人気者かえでちゃん

もりねこの5階にある「タイコウクロノーブキャットシェルター」の公開ルームには、現在9頭の猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症の猫たちが暮らしています。
ここにいる猫たちは人懐こく、おやつをねだったり、遊んでほしいとスリスリしたり、お膝の上に乗りたがったり、とにかく人を見ると駆け寄ってきてくれる子が多いというのも魅力です。

今日は、その中でも人懐こさナンバーワンのかえでちゃんをご紹介します。

お客様の持っているオモチャを真剣な眼差しで見つめるかえでちゃん

かえでちゃんは、今年4月に多頭崩壊のおうちからもりねこにやってきた推定5~6歳のメス猫です。
撫でてもらうのが大好きで、人の膝の上で寝ることも多く、時には肩にぴょんと乗ってきたりもします。他の猫たちとケンカすることもない穏やかな性格の猫です。

そんな彼女は、今年9月にほぼ犬歯だけを残して他の全ての歯を抜く手術をしました。
手術以前、ご飯は、食欲はあるものの口内炎の痛みからか上手く食べ進めることができず、他の猫たちの倍の時間がかかっていました。それでもいつも完食です。

FIVに感染した猫の口内炎は難治性といわれます。口内炎をなくす根本的な治療ではないですが、抜歯をすることで歯茎の炎症が治まり、また、歯が当たる部分にある口内炎を傷つけず痛みを軽減することができます。
かえでちゃんの場合は、歯茎の赤みも酷く口内炎の痛みが強かったものの、普段から食欲も元気もあり、術前検査でも問題がなかったため手術をしてもらうことができました。

その結果、ほとんど全ての歯を抜くことにはなりましたが、順調に回復し、ご飯の量も食べるスピードもアップして体重も増えました。毛艶がよくフワフワとなり、張り切って走り回ることも多くなったなど、体調の良さも感じます。

抜歯、特に、多くの本数の歯を抜くことは大きなリスクを伴います。絶対元気になると言いきれませんし、手術自体が体に負担をかけますので、今回手術後に元気な姿を見ることができて安堵しています。

窓辺にぴょんと飛び乗りポーズをとってくれました

愛嬌たっぷり、鳴き声は小さく「ミャッ」と発し、お腹を見せて甘えてくる可愛さにみんなメロメロになってしまうこと間違いなしです。
もりねこライフをそれなりに楽しんでいる様子ではありますが、やはりお家での生活の方がのびのびとストレスなく過ごせることと思います。
たくさん食べて、遊んで、寝て、いつかすてきな家族ができるのを楽しみに待っていようね、かえでちゃん。

人懐こさナンバーワンでおもてなし上手のかえでちゃんに会いに、ぜひ5階公開ルームに遊びにいらしてください。

掃除機の存在にも全く動じず食後の毛づくろい

掃除後思い思いの場所でくつろぐ猫たち

<もりねこについて>
もりねこは、さまざまな事情で保護された猫たちを新しい家族のもとへ繋ぐための施設として2014年にオープンしました。「ねこも人もしあわせに」なれる社会を実現するため、猫の保護と譲渡活動の他、適正飼育の啓発、命の大切さを伝える教育活動などにも力を入れています。

著者:もりねこ

 

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