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【LOCAL CONNECT インタビュー】無限の可能性を示した新作『未完成』

エモーショナルな歌を軸にした音楽性によって注目度を上げている京都出身の5人組バンド、LOCAL CONNECTが3rdミニアルバム『未完成』をリリース。“未完成なものを咲かせるための光となる曲”を集めたという本作について語ってもらった。
L→R Natsuki(Dr)、まーきー(Gu)、Daiki(Vo&Gu)、しゅうま(Ba)、ISATO(Vo) (okmusic UP's)
──5月にキャリア最大のキャパシティーとなるワンマンライヴを大阪と東京で開催。手応えはどうでした?
ISATO
「正直言うと自分たちが思い描いたようにはいかなかったし、心からの成功とは言えませんでした。ただ、挑戦したからこそ見えたものや得たものが多くあったので、バンドを見つめ直すための大切な経験になりましたね。あの時に一緒に歩んでくれたファンのみんなの表情は忘れないです。ローコネ(LOCAL CONNECT)の音楽を必要としてくれる人なしではできなかった挑戦だったので。」
──そして、12月6日にはシングル「スターライト」を含む3rdミニアルバム『未完成』がリリースされるわけですが、今回のミニアルバムのテーマと“未完成”というタイトルの由来は?
Daiki
「まず“ローコネがほんとに伝えたいことって何なんだろう?”という話し合いを重ねたんです。1枚目、2枚目といろんな挑戦をしてきて、改めて考えた“伝えたいこと”自体がテーマになってるんですよ。収録曲を並べた時に感じたのは“もっとやりたいことがある!”ということ。後悔というより、今後の自分たちの可能性にワクワクしたんです。だから、ポジティブな考えで“未完成”と付けました。」
──なるほど。レコーディングでこれまでと違うところは?
まーきー
「Daikiとのギターの音の分離を意識しました。ヴォーカルや他のパートとの位置関係、音域もさらに考えて…まぁ、ギターはふりかけみたいなもんっすわ。」
ISATO
「スパイスじゃないんやね(笑)。」
Natsuki
「あとはマスタリング。前作のシングル「スターライト」では音を少し渋めにしつつ、その中に少し現代っぽさを出すことを意識していたんですが、今回は明るくパキッとした音を意識しました。そうすることでヴォーカルがより際立って聴こえてくるし、全体的に聴きやすいんじゃないかなと。」
Daiki
「「スターライト」もマスタリングし直してるもんな。」
──収録曲についても聞かせてください。まず「ROAD」はスケール感を増したサウンドが印象的でした。
Daiki
「とにかくどういう曲なのかがはっきりと分かる曲にしたかったんです。歌詞に関しては言葉ひとつひとつの言い回しよりも、最初に浮かんだ言葉を大切にして。アレンジは壮大にしつつ、“これからもずっと終わらない道”を表現しました。」
──この曲からは“もうダメだ”“届かない”という状況を乗り越えようとする意志が感じられたのですが、LOCAL CONNECTにも同じような体験がありますか?
Daiki
「それこそ前回のワンマンですね。ソールドアウトという目標を立てて、結果を残せなかったのは初めてだったので。そこからしっかり自分たちを見つめ直して、今まさに乗り越えようとしているところですね。」
──今のバンドの気持ちとリンクしていると。「優シイ人」はエモーショナルなヴォーカルがグッとくるラブソングですね。
Daiki
「自分の体験も含めてラブソングにしています。“優しい”って一見すごくいい言葉なのに、それによって誰かを傷付けてしまったり、ほんとの気持ちが伝わってなかったりすることってあると思うんです。そういう切なさを込めつつ、男の強がりや本音を意識して歌ってます。」
──「ふたり」はISATOさんが作詞したバラードナンバーで。
ISATO
「親友の結婚式で歌うために書いた歌詞で、とにかく幅広い人に届くように、分かりやすく温かく包むことだけを考えて書きました。実際に結婚直前の親友にインタビューしに行って気持ちを聞いていたので、書いてる時に感極まった瞬間もありましたね(笑)。“ひとり”から“ふたり”になる喜び、自分を愛して必要としてくれる人がいることで命が輝くんだということを伝えたい曲です。」
──もうひとつ「想い、願い、歌う」について。生々しい感情が伝わる楽曲だなと。
Daiki
「“生々しい感情”ってめっちゃいい表現ですね! まさにその通りなんです。歌詞もサウンドも共通して言えることは“飾らずにありのまま”ということで。他の曲に比べるといい意味で質素に、何より言葉のひとつひとつがスッと入ってくるように意識していました。誰も特別なんかではなくて、みんな同じだけ弱かったり強がったり、それでも自分らしく生きるために人生にいろんなコーティングをしていくと思うんです。その根本的な“弱さ”を僕なりに書きました。」
──来年1月からは『未完成』のリリースツアーがスタートしますね。
ISATO
「初めてツアーに組み込んだ場所もいくつかあったり、結成記念日のライヴもあったりと濃い内容になると思います。“未完成”というタイトルは気に入っているけど、この言葉に甘えたくなくて。ツアーが終わった時に今よりもはるかに完成度が増したバンドになっていたいと強く思いますね。」
しゅうま
「自分たちのことを知らなかったり初めての人たちにも好きと言ってもらえるように、一本一本を大切にしていきたいです。」
──2018年に達成したい目標は?
ISATO
「2018年もたくさんのチャレンジで埋め尽くしたいなと思います。今年感じたことや得たことを活かさなきゃ次はないし、達成できなかった目標も自分たちの中で明確にあるので。それをひとつでも多くライヴで体現するのが来年の目標であり、『未完成』を出す意味だと思ってます。」
取材:森 朋之
ミニアルバム『未完成』
2017年12月6日発売

INSULIN RECORDS

【初回限定盤】

QYCL-10018 ¥2,000(税抜)

※アコースティック音源付

【通常盤】

QYCL-10019 ¥1,800(税抜)
ライヴ情報
『3rd mini album「未完成」リリースツアー』

1/12(金) 千葉・LOOK

1/13(土) 神奈川・横浜Baysis

1/16(火) 東京・Shibuya eggman

1/18(木) 宮城・仙台MACANA

1/20(土) 群馬・前橋Dyver

1/21(日) 山梨・甲府CONVICTION

1/28(日) 岡山・CARAZYMAMA 2ndRoom

1/31(水) 兵庫・神戸太陽と虎

2/03(土) 広島・CAVE-BE

2/04(日) 福岡・小倉FUSE

2/18(日) 愛知・池下CLUB UPSET

2/20(火) 京都・MUSE

2/24(土) 香川・高松DIME

2/25(日) 徳島・GRINDHOUSE

2/27(火) 大分・club SPOT

2/28(水) 佐賀・GEILS

3/02(金) 福岡・Queblick

『3rd mini album「未完成」リリースツアー ファイナルシリーズ』

3/18(日) 東京・渋谷TSUTAYA O-crest

3/31(土) 大阪・心斎橋Music Club JANUS
LOCAL CONNECT
ローカルコネクト:京都府長岡京市出身、5人組ロックバンド。透明感があり、伸びのあるハイトーンヴォイスのISATO、泥臭く熱量を放つDaikiのふたりが織りなすツインヴォーカルの極上ハーモニー。正統派ロックバンドの中でもずば抜けて輝くメロディー。疾走感と透明感が共存したどこまでも美しく力強いサウンドは唯一無二。幅広い世代に受け入れられる王道のポップ/ロックミュージックを表現している。
「優シイ人」Lyric MV

https://youtu.be/LJqPKBLSN8Y

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