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刺繍作家・小林モー子、パリでビーズを買い占める?

刺繍作家・小林モー子、パリでビーズを買い占める?
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)。11月28日(火)のオンエアでは刺繍作家の小林モー子さんをゲストにお迎えしました。

「モー子」というユニークな名前、当然本名ではなく、小学生のときのあだ名だそう。神奈川県茅ヶ崎市出身、服飾メーカーのパタンナーを経て2004年にフランスでオートクチュール刺繍を学び、ディプロマを取得。2010年に日本に戻り、アトリエ「maison des perles」を設立。刺繍、アクセサリーの制作・販売、また、刺繍教室も主宰しています。

そんな小林さん、パリに刺繍を学びに行ったきっかけは、渋谷のBunkamuraで20年程前に行われた「パリ・モードの舞台裏」という展示で、モード界を支える職人や工房の紹介を見てからだとか。その後、5年程かけてお金を貯め準備をし、パリの学校で実際に職人さんに刺繍を学びました。

モール紙、スパンコール、スワロフスキーなどで装飾するオートクチュール刺繍は、いろいろな技法を用いる作業ですが、小林さんの刺繍はこれらの技術を学んだ上で、ポップな表現を目指した結果、ビーズだけを使おうという今のかたちになったのだそうです。

その中でもビンテージ・ビーズは色や粒、細かさなども最高だと言います。現在、フランスではビーズの生産はしていないそうですが、1930年代に小さなビーズを使ったカバンが流行し、その頃に生産されたビーズは1センチに16粒入るという本当に小さいもの。ガラス製で穴があいています。

このビーズを入手するために、蚤の市などで情報をかき集めて、納屋の中を探したりという地道な作業を続けているそうですが、最近はビーズが出てこなくなって「どうしようかな…」という小林さん。特にオフホワイトのビーズは、パリで「モー子が買い占めた」と噂になっているそうです!

小林さんが現在のスタイルを確立するに至ったきっかけについて伺いました。

「刺繍を習った後にパリでいろいろなアトリエに行ってウェディングの刺繍やアクセサリーの服みたいなものを作る仕事をやっていたんですけど、『違うな』と思い始め、クラシックなところから逆をいくようなものを作ってみたいと思い、絵を書くようになりました。特徴としては、“雲から雨が落ちてくる”とか“アライグマが手を洗ったときに水滴が落ちる”みたいな動きの瞬間をとることを意識したり、技術としては、ビンテージ材料を使いながら“味噌汁”みたいなちょっと笑えるようなことを、一応、考えてやっています(笑)」(小林さん)

そんな小林さん、12月6日(水)から伊勢丹新宿本店で展示販売を、さらには銀座和光ホールで12月15日(金)からスタートする「アートで綴る 和光歳時記」にも出展します。詳しい日程は「maison des perles」ウェブサイトなどをチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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