ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

火星移住がますます現実的に!NASA主催国際火星デザインコンテストでMITチームによる「Redwood Forest」プランが建築賞を受賞

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

火星移住がますます現実的に!NASA主催国際火星デザインコンテストでMITチームによる「Redwood Forest」プランが建築賞を受賞

テッカブルでも以前紹介した、NASA主催の国際火星デザインコンテスト。今年も、多くの優れたプランが発表された。注目株は、建築賞を受賞したマサチューセッツ工科大学(MIT)の設計プラン。「レッドウッドフォレスト」と称する、樹木を利用したドーム型の住宅だ。

・ドームの内部に森林を作る

「レッドウッドフォレスト」プランの概要は、巨大なドームの中に森林を作ろうというもの。そのために必要なのが、“roots(根)”と呼ばれるトンネルシステムだ。画像を見ると、ドームの下部に作られたトンネルが、まるで根のように地下に張っている。ここから住宅部へ、酸素とエネルギーを供給する仕組みだ。

ドームはまた、宇宙放射線やマイクロメテオロイト(宇宙塵)による衝撃を保護。極端な温度変化にも対応する。表面を覆う細胞のような膜が、その役割を果たす。

水素燃料電池を充電し、クリーンエネルギーを生成するソーラーパネルも、組み込む予定だ。平均気温マイナス40度の極寒地帯、空気も薄い火星に住むには、建物自体がフィルターとして活躍しなければならない。その点は、“氷の家”とほぼ同じと言える。

・実現するには“詰め”が必要!?

これを火星中に点在させ、1つのタウンにするというのが、MITチームの構想だ。ちなみにドーム一体につき、最大50人を収容。見通しでは、建設作業員は約200人、開拓民として1万人の人員が必要だとのこと。

チームはさらに、この「レッドウッド」構想は火星のみならず、地球での導入も十分可能だと述べている。確かに、酸素の薄い高山地帯など、過酷な環境下には最適だろう。

細部まで練り込まれているように思えるが、まだまだ現実的なレベルとは言えないらしい。実現するには多くのサポーターの意見が必要というのが、NASAの見解だ。次の火星探索時までに間に合えばいいのだが。地球人の夢は、膨らむばかりだ。

souce by space.com

カテゴリー : デジタル・IT タグ :
Techableの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。