体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

快便だけじゃない!腸を元気にするスーパー食物繊維『グアーガム』とは?

平成28年度 国民生活基礎調査によると、日本において便秘の自覚症状のある人は約450万人。潜在的な患者数はもっと多いと推測されている。

 

近年の研究では、4日に1回以下しか排便しない人は、1日1回以上排便する人に比べて循環器疾患で死亡するリスクが約1.4倍、特に脳卒中については1.9倍にもなるという発表もあり(※1)、腸は、いまや健康維持のためにかかせない臓器として、第二の脳や心臓とまでいわれている。

 週刊ダイヤモンド2017-11-27 発売号
Fujisan.co.jpより

2017年10月には、一般財団法人日本消化器病学会が日本初の【慢性便秘症診断ガイドライン】を発刊するなど、今、改めて便秘の正確な診断と対策に注目が集まっているのだ。

 

食物繊維の意外な役割

便秘解消法といえば、乳酸菌や食物繊維などを摂取して腸内環境を整える「腸活」を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

 

なかでも、食物繊維は“お通じ”をおだやかにする成分。食物中に含まれている人の消化酵素では消化されない成分の総称であり、その保水力によって便に適度な軟らかさが与えられるほか、便の量を増やす材料となることで、便性の改善が期待できると考えられている。しかし、腸にとってそれだけではないらしい。

 

善玉菌×水溶性食物繊維の働き

食物繊維には、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と溶けにくい「不溶性食物繊維」に分けられ、それぞれ腸に対する役割分担がちがう。なかでも最近、注目されているのが「水溶性食物繊維」だ。

 

善玉菌のエサとなった水溶性食物繊維は、発酵分解され「短鎖脂肪酸」がつくられる。この短鎖脂肪酸がつくられることで大腸内が酸性の状態に傾くため、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌はより元気に、酸性に弱い大腸菌などの悪玉菌が減少し、結果として腸内環境が整うそうだ。

 からだにいいこと2017-10-16 発売号
Fujisan.co.jpより

注目の「グアーガム」とは?

最近、その水溶性食物繊維のなかでも注目されてはじめている成分がある。

私たちにとって、かなり身近でありながら食品としてはあまり知られていない成分。その名前を「グアーガム」という。

 

グアーガムは、インドやパキスタン地方で栽培されている「グアー豆」を精製して得られる水溶性食物繊維。その強い粘り気は日本でもアイスクリームやドレッシングの増粘剤としてよく使われており、とても身近な素材だ。

 

水溶性食物繊維のなかでも特に高発酵のため、腸内細菌によってより多くの短鎖脂肪酸がつくられ、便通の改善だけでなく軟便傾向にも応用できることから、医療・介護現場でも食品に利用されているそうだ。(※2)

1 2次のページ
マガジンサミットの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
GetNews girl / GetNews boy

オスカー2018年晴れ着撮影会