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全盲者が作る映像作品のドキュメントが誕生

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全盲者が作る映像作品のドキュメントが誕生
J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。11月27日(月)のオンエアでは、ドキュメタリー映画「ナイトクルージング」のプロデューサー、田中みゆきさんをお迎えし、お話を伺いました。

映画「ナイトクルージング」は、生まれながらにして全盲である加藤秀幸さんが映画を作るプロセスを追った作品で、加藤さんが監督した短編映画と、その様子をドキュメンタリーで撮るという二重構造になっています。監督は、加藤さんの友人でもある佐々木誠さん。

実は、この作品には前作があり、2012年に発表された同じく佐々木さん監督の「INNERVISION」という映画がそれで、映画製作の現場を加藤さんが体験し脚本を書くまでを撮っていて、その続編が「ナイトクルージング」となります。

加藤さんは普段はシステムエンジニアでミュージシャンでもある、いわば“音のプロ”。映画も音声情報で普段から親しんでおり、新たな挑戦として自ら映像をつくってみようと企画が立ちがりました。

絵コンテの代わりにまず「音コンテ」というものをつくり、効果音やセリフで情景描写を表現、加藤さんに伝えます。イメージとしてはラジオドラマに近いものとのことですが、そこからさらにレゴブロックを使い状況や設定を再現。カメラの位置なども説明し、最終決定は加藤さんが行っていったそうです。

そんな過程を経て作られた加藤さんの作品は、SFアクション!

テクノロジーが発達することで、障害者が障害者でない社会を描いているそう。できないことも徐々にできるようになり「障害を持った人が必ずしも助けられる存在ではない。作る存在でありたい」という思いもあり、未来という設定にしているそうです。

「ナイトクルージング」は現在、上映に向けたクラウドファンディングを実施しています。田中さんは「この作品は、障害者を可哀想な対象ではなく、それぞれの良さを活かして、障害者と健常者が対等な立場でものづくりをするということをテーマにしています」といい、発信方法も試行錯誤していることを明かしました。

公開してくれる映画館なども募集中だそうです。この作品との出会いは新しい感性との出会いになるかも知れません。気になった方は、まずはサイトをチェックしてみてください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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