体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

知らないうちに仕事が減ってくかも!?「誰も教えてくれない4つの気遣い」

知っていれば恥をかかなくてすむ「誰も教えてくれない相手への気遣い」がビジネスシーンには存在します。良かれと思って行動したのに、それが裏目に出て悪い評価になるなんてもったいないですよね。そこで今回は、広告代理店勤務時代に3,000人以上のVIPと交流し、一流の人や目上の人がビジネスシーンで気を配っているポイントについて、「気配り」のプロフェッショナル・後田良輔さんにお話を伺いました。

f:id:fujimine:20171120172429j:plain

「誰も教えてくれない気遣い」は人脈を広げる力となる

自分はそんなつもりじゃなかったのに誤解を受けてひんしゅくを買う場面は起こるものです。たとえばお笑い界でわかりやすい事例がありました。トレンディエンジェルのたかし氏がM-1グランプリで敗者復活から優勝を果たし、優勝賞金1000万円を獲得した優勝コメント。たかし氏は嬉しさのあまり「(賞金は)〇〇ゲームに、課金します!」とコメントしたのですが、その時のM-1グランプリのスポンサーにはそのゲームのライバル会社がついていました。つまりたかし氏は多額の広告費を出しているスポンサーの前で、わざわざライバル会社のゲームを宣伝してしまったというわけです。もちろんたかし氏に悪気はなかったのですが、その後、気まずいことになったはずです。このように社会では押さえておくべき「とても重要な相手への気遣い」が存在しています。「誰も教えてくれない気遣い」ができると人脈を広げる力となります。「気遣い」ができないと、知らず知らずのうちに「あの人と付き合うと恥をかくし、かかされるので付き合うのを止めよう」と思われる。「気遣い」を当たり前にこなせると周囲に安心感を与えることができ、よい人脈をどんどん引きつけます。そこでビジネスシーンにおける「誰も教えてくれない4つの気遣い」をお話ししたいと思います。

誰も教えてくれない気遣い(1) スーツなどの身につけるもの

スーツや鞄。あるいは靴や名刺入れなど衣服にも誰も教えてくれない気遣いは潜んでいます。仕事で人と会う時は、自分の好みだけで服を選ぶと失敗します。服は自分の好みではなく、相手が好感を持つ服装にするのが正解です。もっと工夫する人はクライアントの製品やクライアントの取引会社の商品を選んでいます。わざわざライバル会社の服を着たら、他社を応援しているのかと誤解を受け、損をします。素敵なファッションを身につけ、あなたが輝けば輝くほど、もしそれが自分たちの利権に反する服だったら、その何倍も相手に恥をかかせてしまうのです。相手が利権に敏感な人ほど、このような小物の選択に目が行き、そこへの気遣いであなたとの付き合い方を判断しています。

誰も教えてくれない気遣い(2) 車種

企業への訪問や接待時に利用するタクシー。あるいはゴルフなどの移動に車を使う場面があります。そんなとき注意すべきは、車種の選択です。相手がトヨタ関連の企業だったり、トヨタとの取引が多い会社であれば当然トヨタ車を利用しますし、ホンダ関連であればホンダ車を利用するのがベターです。接待の帰りにタクシーを手配して、トヨタの人に日産の車を呼んだとしたら「この人は細部に気がまわらない人だから、仕事でもミスをするかもしれない」と思われてしまうかもしれません。相手企業のホームページを見れば「主な取引先」が載っています。その取引先をざっと見るだけでも失敗を回避することができます。

誰も教えてくれない気遣い(3) 飲み物の銘柄

飲み物は「失敗の落とし穴」が多いジャンルです。例えばアサヒビールと付き合いの多い会社の人と会食するのにキリンビールしか置いていないお店を選択してしまった。日本酒メーカーの方との会食なのにワイン専門店をチョイスしてしまったなどは、相手への配慮に欠けていると思われるかもしれません。こちらも車種と同様、相手企業のホームページをチェックして、取引先に特定の飲料会社が入っていないかを確認すれば、大きな失敗は回避できます。ビールはもちろん、ウィスキーや焼酎、ワインに始まり、ソフトドリンクでも指定の銘柄がないかを見てください。中でも見落としがちなのが「水」です。健康志向の世の中なので、不動産会社なのに関連会社が水を販売していたなんてこともよくあります。このような「うっかり地雷」はいたるところにありますので、勝手な自己判断ではなく、相手の部下や秘書の方に「指定の銘柄の飲料はありますか?」と事前に聞くことをおすすめします。また失敗しない飲料だけでなく、逆に相手の好きな飲料を事前に用意できれば、好感度を上げることも可能です。ぜひそれらの銘柄を確認し、その飲料を提供してみましょう。このひと手間が人を引き寄せることにつながります。

誰も教えてくれない気遣い(4) 金融機関

1 2次のページ
リクナビNEXTジャーナルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。