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コブクロの“心”が詰め込まれた全国ツアー、たまアリにてファイナル公演! 感動に包まれるスタンディングオベーションも

コブクロの“心”が詰め込まれた全国ツアー、たまアリにてファイナル公演! 感動に包まれるスタンディングオベーションも

 コブクロが7月より開催してきた全国ツアー【アサヒもぎたて presents KOBUKURO LIVE TOUR 2017 “心”】のファイナル公演が、11月26日さいたまスーパーアリーナにて行われた。

コブクロ ライブ写真(全8枚)

 このツアーは、2017年7月8日の新潟公演を皮切りに、5か月間にわたり14都市30公演を敢行。先日行われた京セラドーム大阪と今回のさいたまスーパーアリーナ公演では、360°どこからでもコブクロを近くに見ることができるセンターステージが設置され、ツアーファイナルを飾ったさいたまスーパーアリーナは、超満員のオーディエンスで埋め尽くされた。

 今回のツアーコンセプトの軸となっているのは楽曲のタイトルでもある「心」。ライブの冒頭には、暗転した会場に過去のコブクロの楽曲から「心」というフレーズだけを様々な楽曲から切り取って繋げたSEが流れるという演出に、「コブクロはこれまでこんなにたくさんの“心”を歌と言葉で伝えてきていたんだな」とスタートから感じさせられた。

 ライブの口火を切ったのは、今回のツアーの為に書き下ろされた新曲「君になれ」。19年前の結成当時から、まず新曲が出来上がるとストリートで目の前のファンに披露してきたコブクロ流の変わらぬ表現方法がファンの心をぐっと掴む。そこから「虹」、「君という名の翼」へ続き、「tOKi meki」では一体となった会場に「OK!」のコールが響き渡った。

 「ファイナルを応援しに駆けつけてくれてありがとう!」と高らかに挨拶した小渕は30公演のファイナルに感極まる様子。そこから黒田の「今日は良いライブになると思いますよ。なんせ小渕さん目が血走ってますから、サンシャイン池崎感ハンパないです!」という振りに、小渕が「イエーイ!!」とモノマネで応え、「笑ってんの俺らだけや!」とコブクロらしいトークの掛け合いで会場が笑いに包まれた。

 その後の「SUNRISE」では、コブクロツアー史上初トライのLEDリストバンドが真っ赤に染まり、最新シングル『心』のカップリング曲であり新鮮な電子音とバンドサウンドで構成される「HELLO, NEW DAY」では、ファイナルにして初めて2人揃って“STOP!”のポーズを決め会場を沸かせた。

 またライブ中盤には、ガットギターに持ち替えた小渕による新曲「夏の雫」の曲紹介がされ、風鈴の音が鳴り響くイントロから、楽しさの裏にある切ない“夏”が歌い上げられる。そこから、季節が夏から冬へ変わるように「流星」が披露され、この5か月間の記憶も辿っているような曲順も感慨深い気持ちにさせられた。続く「Starting Line」の前に、1999年に初めてライブハウスでワンマンを行ったときのことを振り返った小渕。ストリートライブに足を運んでくれていた2000人にライブの案内を手紙で送ったものの、当日来場したのが67人だったといい「その悔しさが大きなスタートになったんです」と話す。そして「今日、2万1000人を超える人たちが予定を空けてチケットを買ってくれたことのすごさは、その日のことを思い出すとわかります」と深く頷きながら語った。

 そしてこのライブの大きなハイライトと言えるのは、最新シングルでありツアーの大きな軸となる楽曲「心」だ。歌詞とリンクする映像から楽曲がスタートし、<君を守れるのは 僕しかいないのに そこから動けない君を置いて 僕はドアを閉めた>という弱さからそれでも“君”を受け止めたい気持ちがどんどん強くなる曲の物語に呼応するように、後半部分はマイクを離し、アカペラによる2人の生声だけで歌を届けた。歌い終わったコブクロの2人は深くお辞儀をし、2万人以上を飲み込んでしまうような声の力強さを受け取った観客からは、1分半分にも及ぶスタンディングオベーションが贈られ、会場の雰囲気は最高潮となった。小渕は、「30公演『心』を歌ってきて、今日やっと完成したなと思いました」と語り、冒頭で「まだまだ僕らは未完成なので」と話していたコブクロがツアーの中で作り上げたファンとの繋がりが改めて感じられる一幕だった。

 その後の恒例ロングMCコーナーでは、黒田がステージに座り込み「2017年、僕の仕事は終わりました。黒田俊介 完」と燃え尽きた様子で笑いを誘い、また、「夏の雫」のハモりが遅れたことに触れ、「衝撃ですよ。一番大事な部分でくしゃみが出た。(ハモリを)忘れたわけちゃうよ!ほんまに…30公演目でこれー?!」と悔しがる黒田に「“鼻のしずく”やんそれ…」という小渕の絶妙なツッコミ。そして幼少時代の思い出を振り返る小渕に「長すぎんねん!」と黒田がキレのあるツッコミを入れ、息ぴったりのMCに会場は爆笑の渦に包まれた。

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